2017年11月24日 (金)

赤塚不二夫「ブローチとバレエ靴」58年

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「少女ブック」1月号読み切り
南都下女学院バレエ研究所で踊るミッちゃん
突然倒れて、ヨシ子の父がやっている医院へ行く
バレエ靴にブローチが入っていた
テツ子が拾ったというブローチなのだが、本人がいうからテツ子の仕業じゃないとミッちゃん
テツ子が持ってきたお見舞いの花に眠り薬が入っていて怪しい
ミッちゃんは次の舞台で踊れないのでヨシ子が替わりになる
少しよくなったミッちゃんが松葉づえをついてヨシ子の家に遊びに来た
そこでアルバムを見せてもらって、あのブローチをヨシ子がしているのを見つける
気づいたヨシ子は自分が踊りたかったのと泣いてわびる
ここまでよくあるパタンだが、赤塚さんのストーリーは一味違う
ミッちゃんはヨシ子を許すという、そのわかり、立派な舞台を努めるよう条件を出す
舞台は成功、バレエ少女たちの親しさがさらに増したのはいうまでもない

白路徹「西遊探険記」52年

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「こどもと漫画増刊 漫画クラブ」(4月)4P三色
ぴょんちゃんを連れて探検に行こうというどんちゃん
ロケットから落っこちて筋斗雲に救われる
乗っているのが孫悟空のこども
父に紹介してあげるというのでついていくとぴょんちゃんが木の中へさらわれる
相手が八戒のこども、これも一緒に連れて川を渡るとなまずのばけもの
父孫悟空に教えてもらって退治すると、つかまっていたのが沙悟浄のこども
みんなでかかざんにやってきて話は終わり
絵がすっきりして50年代半ばの白路さんのくせがない

2017年11月23日 (木)

赤塚不二夫「すすめ!ケン太郎」62年

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「まんが王」62年6月号21P
少年科学者山田ケン太郎はロケットエンジンに必須の金属チタンレス製造に成功する
兄はこの研究で8年前、亡くなり自分も帝都秘密結社に誘拐されそうになる
危ないところ、黒メガネの男に助けられるが
男から、兄は生きている、母が売ったのだと教えられる
母はケン太郎も兄のようになるのが恐ろしく研究をやめろという
黒メガネの男はそういえば兄が行方不明になる8年前にも家に現れたことがあると思いだす
54年6月12日の兄の日記を見つけ墓に刻まれた日付より新しいことに疑問を持ち兄を探しに行く決心を
赤塚さんの少年向けアクションは初めて見る(全集にも入ってないようで気になる)

8月号
黒メガネの男は波止場でクレーンから石を落とされ、ヘリで銃撃される
秘密結社につかまったケン太郎は、黒メガネが明日4時に波止場でといった言葉に望みを託す
チタンレス資料をホテルに取りに行くとだまして、いったん外へ出る
祐三という若者が監視についてくるし、ボスも後ろからひそかに車でつける
アジトの周りに残る不発弾に触れ、ボスの車が爆発
ボスは祐三の実の父で、果たしあう祐三とケン太郎
ケン太郎が勝って、祐三は秘密結社を解散し、自分はケン太郎についていくことに
黒メガネについて船に乗るが、黒メガネはレッド島基地の隊員で船長AX号だった
9月号
撃たれた傷をB副長X100号とぐるになった船医が破傷風だとだまして腕を切る
規則で片腕のものは船長の資格がないと、副官が船長になる
だまされたと知ったAX号は抵抗するが撃たれて海へ
船は嵐でしずみ、コック部屋に閉じ込められたケン太郎・祐三はAX号とコック、マスコットボーイとボートで脱出する
10月号
BX100号は潜水艦で四人を拾う
代理となった副長(通称BX100号)は向かうべきレッド島スカル司令官に反旗を翻し、ブラック島へ向かうと宣言、ケン太郎を味方に付ける
レッド島からはミサイル攻撃があり、船が沈められるが直前に脱出して潜水艦で島へ
レッド島では正確なミサイルを発明したAA技官がほめられていたが彼こそ長年行方不明になっていたケン太郎の兄、兄は弟を死なせてしまったと後悔するが
一方ブラック島(鉄の要塞)へついたみんなはレッド島へ攻撃を考えているとミサイルが近づいて・・
11月号
ブラック島ではレッド島へ対抗するため、ケン太郎にチタンレスを作らせる
だまされたふりをして作業するケン太郎に祐三は裏切りだと思って、単身銃を奪ってなぐりこみ撃たれてしまう
チタンレスのロケットが完成した時、生きていたAX号が現れ、ケン太郎、マスコットボーイ(AX号の息子)を連れて飛び出す
レッド島へ近づくと、向こうでもテスト飛行をしているようで、AX号が撃ち落とすが、技官として働かされているケン太郎の兄が乗っていた

12月号は国会図書館に所蔵なく結末は不明

益子かつみ「空飛軽助」52年

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「こどもと漫画増刊 漫画クラブ」(4月)4P
53年「痛快ブック」で連載される同名の作品とは別もの

一刀流指南の息子かる助が忍術修行を終えて戻ってくる
軽々と飛び回るので父もかなわない
見ると履物にばねがついている
道場破りの強そうな二人組が来るが、かる助が飛んで退治してしまう
妹が感心して忍術はどんなものかと聞くので「すいとんやきんとんの術がある」と
妹はそれならわたしもできるはと、食べ物のすいとん・きんとんを持ってくる
愉快な話、絵柄は倉金さんを模したもの

2017年11月22日 (水)

赤塚不二夫「ママなにしてるの」61年

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「小学三年生」7月号より11P新連載
チコ(チエ子)と弟マチャオ、両親ととなりのおばさん、息子のブウちゃん(文吉)のほのぼのしたユーモア
竹が売り切れで七夕飾りが飾れない
お隣は竹はあってもブウちゃんは飾りをうまく作れない
戻ってきたパパが竹を隣との境の垣根に立てて、チコの飾りをつけさせる
パパはブウちゃんと囲碁をするような気が合う同士

最終が62年3月号
マチャオがいずママと探すが、文吉が連れてくれていた
文吉はマチャオにあげるというおやつを食べたりいたずらばかり
戻ってポケットをあけるとカエルが入っていてママびっくり

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