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2014年7月30日 (水)

植木金矢「風雲鞍馬秘帖」55年分(北海道訪問)

「痛快ブック」連載
54年11月号
紅ぐもの鎖がまをよけた鞍馬剣士は一太刀あびせる
しかし夜嵐お銀に単筒一発くらい川へ落ちてしまう
弾は避けていた剣士が川へ上がったところを役人に見つかり追われる
逃げ込んだ長屋がお絹が暮らすところ
55年
2月号
さらわれた健作少年を追って舞台は江戸
紫頭巾(女性剣士、後で出てくる弥生さん)が健作を牢から出してくれたが、外で敵の武士達に見つかり追われる
一方、鞍馬剣士が来てみると、健作は顔中目隠しをされている
敵をしりぞけ、布を取り払うと背は低いがみにくい中年男、あやうく血笑鬼のわなにかかるところだった
3月号
追われた健作はお絹が住むガラクタ長屋へやってきて植村先生が救う
4月号
その頃鞍馬剣士は松平家臣、早瀬新吾青年と剣をまじえていた
早瀬は主君の仇を鞍馬剣士と思いこんでいて因縁の対決となるが
そこへ役人が来て剣士は逃げる
路地で囲まれたところ易者がそでを引く(植村先生の変装なのでしょう)
6月号
江戸へ新撰組がやってきた
お銀が鞍馬剣士に単筒をつきつけ、近藤勇と対戦することに
とんで
11月号
弥生の案内でとらわれの健作、お絹を助けに来た鞍馬剣士
敵が屋敷に火をつけ危機に陥る
早瀬新吾は鞍馬剣士を仇と思いこんでつけねらっていたが疑いが晴れる
12月号
健作とお絹を連れた鞍馬剣士は役人に囲まれ、一人なら逃げ切れるが弱っている
そこへ益満が加勢して、役人をひきうけ薩摩屋敷へ逃げ込めと教える
その頃、振勇隊に入った早瀬新吾は松平氏を討ったのは鞍馬剣士でないとわかったが
隊長より鞍馬剣士を討ち取れと命じられ、呼び出し状を出す

米山とおる「風雲かげろう館」56年?

Yoneyama_kagerou
「罠」シリーズを数作画いている米山さん
今まで読んだことがない
「罠」1集は57年12月で、この時点では子供向きの絵柄でスリラーを画くのにいくぶん違和感があるが、丁寧に書いてあり楽しめた
きれいな本で2000円の値段だから、やはり子供向きのたあいない内容かもしれないが、他の作品を知らないので購入してみる
つばめ出版A5判96Pのもので奥付に日付がない
つばめのものは56年から58年まで年月が入っているようなので、これはそれ以前と考えてもよさそう
55年か56年のはじめと考えたい
さて内容は、江戸時代の南蛮奇術小屋がからむのでかげろう館と名付けられたもの

屋敷に忍び入る手裏剣使いのチャンに奉行の父を殺害された天助
親分を殺された下っ引き(岡っ引きのさらに手下らしい)の三吉と、同心の父を殺された千草と事件に挑む
志那曲芸の小屋に潜み、彼等が五年前爆発とともに行方をくらました稲妻組が化けていると知る
見つかって縛られたまま虎のオリへ投げ込まれる天助を救った黒覆面が官八竜という中国の奇術少年
彼の本名は山上進太郎、稲妻組の子分だが悪事がいやになり抜けようとして殺された
息子の進太郎は中国人に拾われ幻術を修行して日本へ戻ってきたという
彼の幻術で一味を破って物語りが終わる
Yoneyama_kagerou2
絵柄もほのぼのしたもので、ストーリーもゆるめ
やはり55年の作品でしょうか

ブルーズ:リトル・ウォルター「ベスト」チェスの52年~55年の曲を集めたベスト盤がPVineレーベルから発売された
シカゴハープの第一人者らしく、どの曲もふるえるようなアンプ通しのハープが心地よい
ウォールターの声はいくぶんもったりしているので「サッド・アワーズ」「オフ・ザ・ウォール」のようなインストルメンタル曲の方が好き
歌入りでは「ブルーズ・ウイズ・ア・フィーリング」の緊迫ある演奏がいい

2014年7月29日 (火)

「ガロ」69年12月号

Zgaro6912
勝又進「あーほ」12P
カラスが主人公
人が死ぬと全身が震え踊り出すという仲間たち
彼も同様、霊感を受けたように響く
人間の憎悪を受けるととてもいい気持ちがするというカラスに
孤絶を徹底する作者の影が見え、ずいぶんびっくりした作品
Zgaro6912katumata
この号にはつげ忠夫「雨季」の完結編が載る、50P
工場つとめの主人公
組合の割り当てで安保反対デモにかりだされるが興味を持てない
尾瀬というやくざな男がけんかを重ねる生き様の方にひかれながらも
そういう生き方についていけない

若月てつ「パチンコ姫」55年(北海道訪問)

「痛快ブック」連載
若月さんの連載は珍しく、線もいきいきとしておもしろい
2月号と11月号だけしか読んでいず、二つのつながりがわからなかったが
今回、道立図書館で4~6月、12月号を読んで少しは概要がつかめたのでまとめておくと

2月号内容が
家康配下のくろべえがパチンコ姫をとらえ宝の在処を聞き出そうとしている
よわいの助が救出に行くが、牢の所まで来て合い言葉につまりつかまってしまう
家康は姫たちを殺さず、三成をおびき寄せる材料に使う
くろべえが姫を連れて三方原へ向かうが、狸おやじの家康はくろべえに与える領地を惜しんでもろともに撃ち殺す予定
4月号
3月号で姫は救出されたようで4月号ではお城に戻っている
城の宝を守る夜番によわいの助があたりびくびくしているので姫が加勢に来る
徳川方が宝を狙って侵入し、コンドル仮面が姫と秀頼公をさらって逃げてゆく
5月号
白頭巾が現れ、コンドル仮面をしりぞけて姫たちは無事
6月号
お城の武術大会で、よわいの助がはちまきを巻くととても強い
これをうかがっていたコンドル仮面は白頭巾の正体をよわいの助と見る

11月号では
8P、縦2/5サイズ
巨人ジャイアンツに追われる4人、姫たちは逃げたがよわいの助たちがとらわれた
助けに洞穴へ入ると、ちょうど塩ゆでにして食べられるところ
12月号
ジャイアンツによわいの助はコックといつわり食べる前に油で手を消毒しろと教える
油が手についたところで火をつけてジャイアンツを焼いて退治する
コンドル仮面をつかまえ縛っているが、火の山が噴火しそう
みんなのいる所は絶壁の下で逃げられない
コンドルの命を許そうというパチンコ姫に感謝して、コンドルは飛ぶマントを譲るという
マントを使って交替で絶壁を越えてみんな無事
魔法の池の水で殿も元に戻ってお城に帰還、一年の連載も終了する

「別冊 少年なつ漫王」7号

Znatumanb07
平成7年の八甲田からもう20年近くも前になる
アップルBOXはとても読めないだろうという作品を数多く復刻していてその功績ははかりしれない
元雑誌から直接とっているため印刷が不鮮明なものもあるが、読めるありがたさに比べればなんのその
7号は
横山光輝「ちこの牛乳屋」56年「少女ブック」9月号増刊、16P
久松文雄「ロボットけん ぎんがー」66年「小学二年生」10月号、10P
金田光二「たんてかんたろうー」59年「たのしい三年生」9、10月号、20P
岸本修「追跡12時間」58年「少年」正月増刊号、15P
小沢さとる「お日さまこんにちは」60年「小学二年生」12月号、14P
東浦美津夫「あっゆうれいが灯をともす」58年「少女クラブ」夏増刊号、16P
吉田竜夫「宇宙エース」?年「少年ブック」2月号、3P
楠高治「ゆうせいかめん」66年、記載なし、2P
武内つなよし「スッテンテン兵衛」59年「日の丸」2月号、2P
関谷ひさし「お山の金ちゃん」56年「二年の学習」1月号、5P
桑田次郎「猫になった少女」66年「りぼん」5月号、24P

横山、久松、金田、東浦、武内、桑田作が既読だが、「ちこの牛乳屋」しかHPでまとめていない
この作品がはじめてなら、値打ちある掘り出し物だったでしょう
桑田さんのものはよくできているが、なにぶん恐い絵柄なので、HPでは紹介せず

コンゴ:ZLL「ニッポンバンザイ」86年

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来日に合わせて作ったアルバム
後ろに公演時にファンが囲んで取ったと思える写真が載っているので戻ってから録音したのでしょう
はじめと終わりに歓声を重ねたニセライブ仕立て
曲は各面6曲も入っているので、それまでの曲(あるいは来日公演の演目主体で)を短くして組み合わせたもののようす
楽器にシンセをふんだんにいれているので通常の盤と趣が違う
コーラスに入ったところで切ってしまって次の曲へ続く
こういう盤もかえってわかりやすくて聞きやすい

2014年7月28日 (月)

「COM」69年11月号

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「トキワ荘物語」は寺田ヒロオ
まずは手塚番みたいで、続いて藤子、石森、赤塚の番になる寺田さんの憂鬱が描かれる
Zcom6911terada

「ほんのすこしの水」2回目
タリーの愛情にこたえることはできない
自分には何もできないとルカは去ってゆく
牢屋のような家に帰ろうと

「痛快ブック」55年(北海道訪問)

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4月号は100円、216P
植木金矢「風雲鞍馬秘帖」9Pカラー
松沢のぼる「稲妻太郎」8P
石塚芳幸「天兵夜叉」8P
福田三省「黒帯嵐」9P
夢野凡天「平助捕物帖」5P
面谷俊介「南蛮髑髏船」10P
木下としお「鉄砲玉の助」5P
中山光義「源義経」矢島健三絵6P読み切り
阪本牙城「とんち奉行」5P、絵物語
武内つなよし「鬼面山谷五郎」4P
伊藤あきひこ「忠治子守唄」5P読み切り
つげ義春「青空浪人」4P
福田福助「パンチくん」
梅田栄太郎「草笛童子」5P
松崎光「幻頭巾」10P
桂たろ「怪力コロ助」5P
冬村砂男「続 魔弾の射手」豊田稔絵10P
ふじた進吉「さすらいの天使」高木清絵8P
若月てつ「パチンコ姫」5P
山口徳保「海底兵団」9P読み切り
竹田慎平「霧がくれ才蔵」4P、6月終了
ベッキ義人「少年豹(ジャガー)」8P
堀万太郎「夜光鉄仮面」8P
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他につげ義春のコマ漫画が153Pに6コマ、194Pに4コマが載る
つげさんの青空浪人はほのぼのした絵柄
4Pに内容をつめすぎていて台詞が多いのがたまにきず
チビ助に財布すられそうになった青空浪人
飛脚の父が運ぶ金を奪われ、ねこばばしたと牢屋送り、案じる母が病気でついスリをしたというので許し金をやる
ある日、チビ助が困っているのに会って聞いてみると(この橋で並ぶシーンは手塚さんの丹下左膳表紙をオマージュしたもの)
母の命があと一日で薬が百両もするという
浪人が医者にかけあうと横浜にしか薬がないという
チビ助を取りに出す前に、事件の時の相棒三次の家の前で百両の薬とわざと声を出して聞かせておく
案の定、薬を持ち帰るチビ助を三次とぐるの侍が襲い、待ち構える浪人が倒して、父親の無実を証明する
母の病も治り、チビ助は父と飛脚の仕事に就く

山口徳保さんは気になるが時間の都合でパスした
堀さんは、この時点では他の絵物語作家に比べ遜色がある
Ztuukai5504hori
「夜光鉄仮面」は6月終了
千草兄妹を捕らえ、城を狙う家老一味
夜光鉄仮面が二人を救い出し、宝を守る
鉄仮面の正体は柳生長十郎だった

まんだらけの買い物

先週、市内へ出たので帰りまんだらけに寄る
札幌では収穫がなかったのであまり期待していなかったがそこそこの買い物

付録で
平川やすし「白馬の剣士」
棚下てるお「霞の三郎」 これらは記名があったりして数百円と安価
平川作は既読の分だった、棚下さんのものは連載はじめのところで、これを読むと物語の設定がよくわかった
単行本は
米山とおる「風雲かげろう船」2000円
つばめのA5サイズで絵は古そう、米山さんは道立ではじめて作品を読んでけっこう楽しめた
他の作品を全くしらないので一冊求めてみてそう悪くなかった
新書版でこのところよくみかける東京漫画出版の成人劇画
三田京子「中国千夜一夜物語 妖花」1500円
雑誌掲載分を読んできたばっかりだが西遊記によるその作品よりもよくできている

「別冊少年なつ漫王」が何冊か出ていて「りぼん」の正月増刊号を表紙に採用している7号を買ってみた、630円
既読のものもあり参考になる作品はなくてがっかり
何よりも雑誌に出物がない、このところ出くわさないので残念続き

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