2015年3月 1日 (日)

夢田ユメヲ「鉄腕王子」51年 青虫三訪131

Yumeta_tetuwan
東京漫画出版5/30発行、85円
ドカンという音がして、人間が動物国へ攻めてきたのかとライオンの王子が思う
ヘリでかけつけてみると、原子爆弾の実験のようで、人間は死に絶えた様子
さっそくこのとニュースを国に知らせる
力が及ぼす害を痛感する王は、力がありすぎる王子の腕にひもをゆわえて封印する
その時、ゴリ大佐(ゴリラ)が装甲車を盗んで逃げたと知らせが入り、王子が追いかけ落とし穴にはまる
すくい上げてくれたのが人間の子ども、とろ助
動物を観察に動物国へ侵入した動物学者の卵で偶然助かったらしい
ゴリ大佐は猿の国を作ろうと演説し、反対の王子は力をふるえず退却する
とろ助は人間ではまずいので河童の頭にして亀の甲羅を背負わせる
王子はゴリにつかまり、猿の国はいい国でみんなこちらへおいでと放送させられる
子守までさせられるが、封印が切れて、力をふるって逃げ帰る
戻るとキツネ大臣コン平が、無断で封印を斬ったと王子を重労働の刑となり石炭掘りにゆく
Yumeta_tetuwan2
選挙でコン平と争って王位を奪われた王様は人夫にさせられる
王子は脱出して、やはり動物の国から逃げてきた連中と様子を見ていると
サルの軍隊とコン平軍が戦いを始める
王子はゴリの車にあってつぶす
そこへ人間の車がやってきて、現れた男はとろ助の父に頼まれて探しに来たのだという
王子が驚いていると、人間は死んでいず、爆弾の実験も平和利用でやったもの
地平線の向こうには世界が続いているのだと教える
とろ助は車に拾われ戻ってゆく

「生きのこった子」ほどではないが奇想天外な物語

中島けんきち「花びら日記」56年 (北海道訪問j15)

Nakajima_hanabira
東京漫画文庫12月発行、130円、B6判128P
小野寺ゆかりは茂作についてもらった米を受け取って戻る
戦争から10年ぶりに息子が帰ってきた茂作はうれしそう
ゆかりの父は戦争でなくなったと思っていたが、八郎は植田小隊長は生きていて5年前に帰ったはずだという
母の友達の春川さんは医師のおじさんをゆかりの母の夫にしたがっている
家に戻ると母は急に東京へ越すとゆかりを連れてゆく
東京では川村さんを頼ってアパートの世話をしてもらう
植田の両親は結婚に反対だったため夫が戦争に行った後、妻には死んだと言って離縁させた
ゆかりは学校で志津子というお嬢さんっと知り合うが、姓が植田
ゆかりの父は正明という名だというと驚く志津子
志津子は父の書斎でゆかりと写った写真を見て学校へ行かず父をつける
父はゆかりの家に入っていく
両親に偽られて志津子を連れた邦子と結婚したのだとわびる父
父は母が金を受け取らなかったのでゆかりに服を送った
志津子は父を取られたくないばかりに、学校であなたはめかけのこどもでしょうとゆかりに言って逃げ去る
Nakajima_hanabira2
ゆかりの母は仕立てものを届けに出た時、ボールを拾おうとして車に轢かれそうなこどもを押しのけ自分が轢かれてしまう
ゆかりも呼ばれ、父も見舞いに来る
ボールで救われたこどもの父が故郷で見合い話が出ていた眼科の山本医師
懸命に治療して目がだめになるのを治してくれる
ゆかりの母は山本医師と結婚するのかと思える筋だが、故郷の家庭科の先生になってゆかりと東京を去ってゆく

野沢和夫「神変紫頭巾」49年 (プランゲ文庫)

Nozawa_murasaki01
櫻書房1/25発行、85円、96P
侍の足を踏んで追われて近くの屋敷に飛び込んだ手品使いの少年勘太
家来に狙われているという若様が勘太とすり替わることにする
勘太の着物を着て町へ出て道に迷い、寺の供え物を食べようとして
鳥刺しの石六に捕られて、吹き矢の三吉の取りなしで三人で分ける
仲良くなって三人組み
その頃、お屋敷では大白猿が現れ若様をさらってゆく
小姓の千松が追いかけ、外で本物の若様を出会い、四人で探しに行く
家老仁木に頼まれた鬼面侍が白猿の化け物を使っていた
そのアジトへ向かうと、白猿に千松もさらわれ、石六が鳥刺しで刺す
石六は鬼面侍のピストルで撃たれ牢へ入れられる
そこには猿にされた勘太がいて再会する
Nozawa_murasaki02

家老の手下たちが町を歩いている若様を見つけて追うが、紫頭巾が馬で三吉ごと救い出す
紫頭巾は若様の忠臣で、その足で鬼面城へ向かい、勘太を連れて逃げ出す
追ってきた鬼面侍は三吉が吹き矢で仕留める
家老の陰謀も暴かれ、若様にもようやく平穏が戻る

栗包み鶏のロースト、オレンジソース

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鶏はローストが一番好み
もも肉を一枚買ってきて、タマネギ・きのこをいためて栗を混ぜた具を包む
たこ糸で縛って230度、18分ほどのオーブン焼き

ソースは焼いた汁にオレンジ1カップ・コンソメ・塩・コショウ
オレンジはなかったのでみかん1個をつぶして、アンズジャムをまぜる
鶏の皮は苦手なので、唐揚げなどでははがすが、この時は中身を包むのにはずさないほうがいい具合
焼けると皮もパリッとして食べ頃になる
一枚のもも肉で二人分が十分とれる (写真はソースをかける前)

つけあわせはグリーンサラダをシーザードレッシングで
スープはじゃがいものポタージュにしたが、どうも味が出ない
ポタージュはこのところ不出来ばかり

レゲエ:ジャスティン・ハインズ「ジザベル」76年

Justinhines
アイランドレコードから出たアルバムで輸入盤で買う
その後、日本盤も出たと思うが、はじめのころ、レゲエアルバムを手当たり次第買い求めていた時、特に気に入ったのがこれ

ハインズははでな歌い方はしないが、説得力ある歌にみせられた
曲もポップでヒットしそうなものはないが、どれも落ち着いて聞かせる
アルバムのどこをとってもレゲエマインドにあふれて飽きるところがない
A4「アザーランド」あたりでハインズの声がのびあがり裏がえりそうになるところなどぞくぞくする

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