2015年7月29日 (水)

サチノブオ「罠シリーズ8」58年  道立複写

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あかしや書房6月発行、150円、A5判96P
最終列車に乗り換えの大藤駅
一人の乗客が鈍器で殴り殺されたが犯人も手口もわからないまま

ラストで、列車から棒がつきでているのを星野探偵が目撃する
さっそく連絡して次ぎの駅で警官に待機してもらう
犯人は麻薬密輸団
大藤駅の客は密輸団の一人だが警察に連絡しようとして始末されたのだった
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ケニヤ:「ナイロビビート」87年

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ラウンダーレーベルからのケニヤ音楽のコンピレイション
ケニヤ音楽といっても多民族国家なので、キクユ、スワヒリ、ルオなどの音楽を含む
ソロアルバムを出しているのはルオ族系のシラティジャズくらい
彼らの音楽が一番モダンだが、他のグループはギターの鋭さを持つものの、民謡をひきずり全体にゆるい
ボーカルは素朴でギター、リズムがけっこう激しい

B3のカランバヤシスターズがカンバ族、女性のコンゴロック風でおもしろかった

2015年7月28日 (火)

山本一夫「星をつかむ男」56年 青虫四度55

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日の丸文庫、130円、B6判128P
ちょっと変わった人物像がまじる絵柄
Returnsでは暁星から発行の「去りゆく天使」があがる

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吉田たかし「奴をバラせ」
東洋漫画、130円、B6判128P
東洋社の本では年代が未記載
他に東京漫画出版の少女シリーズで59年2冊描いている
絵柄からみてこの作品も59年あたり

山田はるき「マユミ」61年

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「りぼん」夏休み増刊号付録、34P読み切り
海の見える港町
母が仕事から帰ると、小学生のまゆみが夕食を用意していた
田中さんがやってきて貸した金を催促する
用意してあった10万円がない、不良の息子安夫が持ち出したようで一週間日待ってもらうことに
明日が返済だというのに金策ができず、夕方母が戻らないのに心配になったマユミ
海へ行くと母が死のうとしていた
マユミが泣きついてその日は戻る
返済の日、マユミが家に戻ると兄が帰っていた
母も戻り、10万円のいくらかは残っていないか問うが全部遊びで使ったと平然という兄
家が取られてもかわまないとまで
そこへ田中さんがやってきて、安夫は身を隠した
返済のことでもめると安夫が怒って現れ、田中さんをなぐりとばす
田中さんは逃げだし、安夫のポケットからは拳銃が落ちる
母は拳銃を取って、安夫が不良になったのは父の会社の倒産から安夫に何もできなかった責任もあると
銃を安夫に向け、「あなたを殺して自分も死にます」と撃とうとする
マユミが飛び込んで自分が撃たれる
驚いた兄はさすがに心を改める
マユミの怪我はたいしたことがなく、大阪の祖父からお金も借りることができて、楽しい家庭に戻りそうな兆しがみえる

「りぼん」は小学生向きとはいえ、これはまた低学年向きの物語になっている

小田けいいち「罠シリーズ5」58年  道立複写

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あかしや書房3月発行、150円、A5判96P
小田けいいちさんもこの作しか見えない
阿寒湖にはバチョンドという怪物がいくつも棲み、アイヌの娘達をさらった
娘を取られたアイヌの若者は戦ったが敗れマリモに変えられた
神々はいたずら者バチョンドをこらしめバチョンドの紫の爪を空へ吹き上げたという伝説がある
そのバチョンドの爪を持つ紳士が北海道へ向かう
この石はアイヌ民族に返されたようで神像の胸に納められている
この紫の爪は紫黒曜石という貴重な宝石で国際ギャング団が狙う
アイヌ民族に迫る一団を紳士の息子研二が警察とともに囲む
警官隊が撃った銃弾が石像の胸を開いて、黒曜石が見える
盗み出そうと走り寄るギャング団、研二たちも渡してはと走る
そこへ爪を見たバチョンドが数匹奪い返しに近づく
ギャング団はバチョンドにたちまち切断され果てる
研二を守るため、アイヌたちがたいまつを投げる
爪を手にしたバチョンドはたいまつを浴びて湖に消えていった
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