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2018年7月19日 (木)

神戸のイノベーション料理:カセント

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シェフがスペインの料理店カセントで修業したところからの店名ときく
暑いさかりに三宮から歩いたのでぐったり、三宮からははずれている感じ
内装はあっさりしていて、器も白黒が基調
お昼は8800円のメニュー一種 8つのお品書きが並ぶ
トマト/フラン/SmallPlates/ホエーのスープ/神戸牛/メロッソ/アイス/ブッセ

トマトのソースにトマトのムース、ムースが白くて甘い 始まりから期待感が増す
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フランは湯飲みに入って和風 上は冬瓜のソース
三種目が八寸のよう
 マグロとピスタチオあえもの/アンチョビ/こはだマリネ

 かつおたたき/鴨の血ソーセージ/かつお油つけ ピスタチオあえがおいしい
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ホエーは青草が風味を出しているが、汁はホエーだからあっさり
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神戸牛はビフテキ
メロッソというのは甲殻類で煮込んだお米料理 味が濃い
アイスは牛乳のこってりしたアイス、ブッセはピスタチオクリームが濃い

味付けに様々な材料が使われ、はじめての料理が続く
ソースがどれもあっさりめだったのが問題
メインのお肉はとてもおいしく、焼き加減もすばらしいがここでビフテキでなくても・・
デザート類はちょっと簡素、パンのフォカッチャがかりかりしておいしい
コーヒーも味が濃くておいしかったです

2018年7月15日 (日)

「少年少女雑誌別冊漫画集成」

Suzuki57speed
国会図書館に別冊付録の収蔵はないのかと思っていたらこういうタイトルで集まっている
ざっと1000冊ほどあって、いろんな雑誌の付録がまとまっているがすべて秋田書店の発行と記録されているのが変
どうして付録がないと思ったのかというと、検索キーに作者名が出ていないため
作品名で検索すると出てくるのですが
ともかく付録もデジタルデータで読めることがわかったので、連載ストーリーの穴を埋めようと読み始める

鈴木光明「スピード名探偵」57年
「漫画王」12月号48P
9月号から始まった「8のひみつ」完結編
スピードに毒を注射して、警部たちを閉じ込めて逃げる怪人
窓からは羽智博士が解毒剤を差し出す
警部は博士を疑っているが、部屋では大蛇がいて襲いかかろうとする
部須博士の娘波千子は解毒剤を信じてスピードに飲ませる
息をふきかえしたスピードは靴底に隠してある拳銃を出して蛇を撃ち殺す
部屋から出ると羽智博士が毒殺されている
「ミクロネシア、8号桟橋の8号倉庫」と言い残して死ぬ
スピードは毒が吹き矢で打ち込まれたと推測、ミクロネシア人の吹き矢が事件にからむと用心する
8号倉庫に変装して乗り込んだスピードは地下に毒草園を見つける
時限爆弾がしかけられていて、崖から落として助かる
待機していた警官ふたりが倒され波千子がさらわれる
スピードが戻ると警官ふたりが偽物に変わっている
それを見破るが、飛んできた吹き矢でふたりは殺されてしまう
はいていた靴に赤土セメントがついているので、建設中のビルに違いないと警官隊を動員
ビルから吹き矢が飛んでくるのを、むささびに借りに行かせていた大型扇風機で封じて乗り込む
事件の張本人は、両親を日本軍に殺された恨みをはらそうというミクロネシアのハッチキス
スピードに銃をむけてひざまづかせたが、靴に隠す銃でハッチキスの銃を打ち落とす
破れたハッチキスは転落して最期を遂げる

「モモ子探偵長」が復刻されたので鈴木作品を読んだ人も増えたでしょう
あの復刻に見られるように、鈴木さんの作品はこの頃から不気味な人物、小物が特徴となっている

2018年7月14日 (土)

遠藤まさお「春まつアトリエ」57年

東京漫画出版11月発行、128P、

遠藤さんは赤本時代から描いている
1955年ころまで子供漫画っぽい絵柄できて、56年ころからしだいに大人びた女性像を描く
読んだ範囲では56年11月の「月夜の浜千鳥」が一番の傑作
残念ながらこれは国会図書館になく道立図書館でしか閲覧できない

さて、「春まつアトリエ」はストーリーがものたりない
父がなくなり下館のおじを訪ねる露原ナナ子
おじは兄から預かった金を事業で使ってしまったので、ナナ子に返せず家に住まわせる
それも女中のアヤと同室
このアヤというのがスターを夢見る意地悪娘で、女中仕事をナナ子に押しつけて平然としている
この家はもとはナナ子の父の家で、音楽をやるのに東京をめざし、家は弟(おじ)に譲った
ナナ子も幼い頃、住んでいて、その頃から仕えていたじいや源造がまだ離れで仕えている
じいやとその孫トミはナナ子に親しみ、ナナ子も悲しいことがあると二人に慰められた
ある夜、雪の中を使いに出されたナナ子
遅いのでトミが心配して探しに行くと途中倒れていたのを助けて戻す
おばは医者なんて呼ばないという、さすがにナナ子もこの家を出て行く
源じいは、病あがりのお嬢さんが心配だと怒っておいとまをいただき追いかけて行く
結局、ナナ子を見つけることができず、源じいはトミと屋台のそばやで暮らすことに

ナナ子は以前親しくなった絵描きの大橋マリ子さんと出会って世話になっていた
マリ子さんはナナ子をモデルに絵を描いてコンクールへ応募
マリ子さんがつとめる映画館は赤字で困っていた
マリ子はナナ子の歌声がすばらしいのを知って映画館を使ってナナ子を歌手として売り出すことに
公演は大成功で人気者になったナナ子の評判を聞いてレコード会社から誘いが
その頃、東京の展覧会でナナ子がモデルの絵を見た源じいとトミは画家の住まいを聞いてかけつける
源じいたちが駆けつけると、映画館の清掃をやっていた女性がナナ子の母だとわかる
音楽にうちこむ父についてゆけず、別れた母はひっそり暮らしていたがナナ子は母が死んだと聞かされていた
母は娘の舞台を知って、清掃係をやっていたが、子を捨てた自分としては打ち明けられなかった

源じいが父親がなくなったナナ子様にはお母さんが必要だと、パールレコードに連絡してナナ子を呼び返す
Endou5701harumatau

母娘が再会して幸せが訪れるところで幕

2018年7月13日 (金)

夢田ユメヲ「乙女の悲曲」55年

貸本作家の中で、若林さんとこの夢田さんが特に好きな作家
夢田さんはとぼけた表情の人物を描くが、なかなか人情味あるストーリーがいい
「乙女の悲曲」はあちこち脱線してまとまりにかけるが

母がお城の若様の乳母になって10数年
父が城から戻ってくると、娘小波におまえもお城勤めになったと伝える
町で町人のこどもと楽しく遊ぶ小波には心残りもあるが母に会えるうれしさが大きい
父は10両の金を用意して晴れ着を買うように女中と送り出すが
帰参が決まったが刀がそろえられず困っている親子を助けるのに10両渡す
小波は女中の晴れ着を仕立て直してお城へ出るが
周りからは借り着の娘さんとからかわれ
若様は思っていたハンサムではなく、とんでもないいたずらもの
九重と呼ばれる母は仕事柄、娘より若様をたてて何でも許してしまう
仲良くなった茶坊主が罰せられるのがかわいそうで母に取りなしを頼むが
罰しようと言い出したのが母と知って、お城はおもしろくないと飛び出してしまう
同じく門から抜け出た一人、実はこれが若様で、町では本物と信じてもらえず一騒動
やっと若様とわかると、あの帰参侍は騙り者で、今度は若様を人質にしてもうけようと捕まえる
母も城からやってきて、娘の言葉に反省し、茶坊主も許して自分もお暇をとったと
みんなで若様を助けて、小波は一家そろって暮らすことに
若様は一人お城へ戻って行く
Yumeta55otome
この作品で気になったのが、母九重の顔立ち
たいていの漫画の人物は丸鼻なのに、鼻筋がすっと通っている
55年からもうこんな線だったんだ

2018年7月12日 (木)

つげ義春「のろわれた刀」58年

Tuge5708norowareta

「日の丸」夏増刊号から気になった作品

12P読み切り
田舎のおじさんを夏休みに訪ねる孝夫、今年はともだちを連れて行く
おじさんはおばあさんと二人暮らし
普段は普通のおじさんだが刀の手入れをしていると、魅入られて変になる
昔、殿様の所有で、斬った猫ののろいだといわれているが
この夏は、おばあさんの顔が猫に見えて切りつけるという騒ぎを起こす
孝夫が思い切っておじさんの刀を処分させるとおじさんの病気も回復する

つげさんにしてはどんでん返しとかなくて、あっさりした内容です
58年の夏増刊号ははじめて読みますが、つげさんが一番気になる作家
益子さんや藤子さんも描いていますが、ページ数も少なく迫力にかける作品です

2018年7月11日 (水)

東山駒平「星を呼ぶ少年」58年

Higasiyama5708hosiwo
「日の丸」夏の増刊号、8P
東山駒平で国会図書館デジタルデータを検索してみるとこういう作品が見つかった
増刊号の剣豪漫画特集の一つとして掲載されている
ほかには東田健二・川崎のぼる・有川栄一・入江修・鈴木洸史

1950年の「少年画報」にユーモア小品を掲載しているのを以前見つけましたが
月刊誌にはほかは付録ばかりで、本誌ではこれがまとまった短編のようです
絵柄も鋭く、設定もおもしろい、あと一つひねりがあればという出来でした

自源流の達人大熊隼は敵なしだったが、一人の少年と立ち合いをした
隼と立ち合いして生き残った者などいないのに、少年は星を呼んで飛び去っていく
弟子が腹黒い男で、隼の奥義を盗もうと、少年を見つけて隼に立ち合わせる
隼の太刀さばきはすごいが、少年は人間以上、隼が振る刀の上にのったり飛んだり
あげくは星をたくさん呼んで、まずは奥義を盗む弟子を倒して、隼も星でひとけり
空へ飛び去ってゆく
人物も動きもすぐれた描写で、本誌連載がみたかった

2018年7月10日 (火)

ひらまつ系イタリアン:オルケストラータ

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東大寺の少しむこう、春日国際フォーラムにあるレストラン
公園の緑を背景にした豪華なお店になっている
ランチは肉だけだと3500円、肉魚で5000円
軽めにして、スープを頼む
飲み物はベリーとチェリーのジュース、シェフの贈り物がきて
前菜はポーチドエッグのサラダ、続いて新玉ねぎのポタージュ
カプチーノがのるアラビアータに小柱とわけぎのフリット これはそば・天ぷらの和食を思わせる

メインが大和豚のロースト、マルサラ酒ソース ついているなすが素晴らしい
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デザートはデコポンジュレ・ココナッツのパンナコッタ、ミントのアイス
コーヒーに花に見立てた小菓子がつく

風景の楽しいレストランでした、ただ車でいったからよかったがとても暑い

森安直哉「星の流れる町」60年

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きんらん社11/15発行「さまよえる灯火二つ」に収録された47Pの中編
森安さんの作品では最後期にあたる
以前、内容は紹介したことがある
東京のこども図書館で読んで、本が傷むため、複写ができなかったもの
デジタルデータになっていい点は、複写ができること
内容は次のようなものです

八幡宮神社の宝刀を盗みに侵入したあざみ、ついでに供え物を食べて逃げる
途中、ほえつく犬を切って戻る
あざみはやくざの所で使われている身寄りない少女
弟分のサブは宝刀を見て、大刀もと盗みに行き、今度は宮司が鍵をかけているので入れない
代わりに鈴を取って帰ろるが、こんなものは売れないと叱られるだけ
あざみがもう一度来ると、見張っていた宮司につかまりそうになり逃げ出す
落としたお守りを見て驚く宮司、少女をつけ、暴力団の毒島組にいると知る
サブが神馬を取ってきて、いよいよ売れないと親分が馬を追い出し
川へ落ちた馬をサブは助ける
使いものにならないサブを売ってしまおうと相談しているのを聞いて、組から逃げ出す
つかまって折檻され、あざみにサブを許すため大刀を盗んで来いと命令する
忍び込んだあざみは宮司に捕らえられ、こう聞かされる
「おまえの父親は自分の息子でばくちうち、母親は死んでしまった、おまえの本当の名前は妙だ」と
心がやましくなればこれを開けなさいと木箱を渡される
開けてみて驚くあざみ
あざみは戦おうと刀を持って毒島組に乗り込む
親分と腹心を切ろうと現れたのは般若面をかぶった少女
刀を振り下ろそうとした時、落雷があり親分たちは死んでしまう
これは天の助けということで、あざみは不幸から解放される

ほぼ同じ時期の「赤いボート」はデッサンがゆがんでいるので、描く意欲を失って断筆したと思っていたが
こちらは幾分粗い描き方だが普通の絵、内容も悪くなく、60年を最後に作品を発表しなくなるのは残念

2018年7月 9日 (月)

半年ぶりの国会図書館と買い物

去年は月に一・二度来館していた図書館
介護の気晴らしに、図書館に
早めに切り上げて、帰り道に押熊のロイヤルホームセンターに寄る
外壁の補修の用品がいって、ついでに表扉の色塗りに水性ペンキ
鉄柵もはげてきたので、油性ペンキも買っておく
さらに上にニトリが入っているので台所用品も

フードプロセッサーはパン用のをいちいち出していたのでミニタイプを1つ、2500円余
実家には大きい鍋がないので、スパゲッティをゆでたり、ブイヨンをとったりに、IH用は2000円
ほかに取っ手がゆるんできた雪平鍋の大きいのを、500円ほどと安い

2018年7月 8日 (日)

野呂新平「まるみちゃん」60年

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月刊誌「りぼん」の付録、64P
ほかに多久まこと「春はいつくる」、藤木輝美「はりきりやっちゃん」併録

江戸の目明かし丸平の娘で、父を助けて事件を解決する
筑紫柳川で片目の竜が現れ、お城の家宝竜の目玉を狙う事件が起こった
殿様の顔には竜のひっかききずができて困り果てていた
松平の若様と柳川の姫の婚約が進むなか、解決に丸平とまるみが旅立つ
Noro6006marumi02
家老の赤根がはりぼて竜を出して、殿様には雷魚の毒を盛ってきずをつけていた
若様長七郎も乗り込んで、事件を解決する
「少女ブック」連載の「チコちゃん」では時代を反映してリアルな雰囲気も出していたが
「まるみちゃん」のほうはほのぼのした絵柄で終始した

藤木輝美「はりきりやっちゃん」
Fujiki6006harikiri

てんてこ食堂が新装され、娘のやっちゃんは小学校へすしおけを持って行く
みんなにふるまい、お店の宣伝をする
そのほか、元気でどじな活躍が描かれる
藤木さんは1955年ころから単行本を描いていているが、絵柄はゆるいまま
60年代にはいって「りぼん」での連載に味がある

多久まこと「春はいつくる」48P
Taku6006haruha

植木屋の花島松吉
娘のまつみは栗山の坊から「陸橋を渡ったら仕事をやる」といわれ
父のため挑んで、途中、列車がきて川へ落ちてしまう
まつみは車で通りかかった牧村さんに救われ、屋敷で話すうち奥さんが仕事をくれるという
喜んで戻るまつみ
遅いと心配の父は栗山宅へ行ってみるが、知らないと追い払われる
そんな時、栗山宅で火事が起こり、坊を助けた父がかえって放火の疑いをうけることに

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