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清原なつの13弾 ぶーけコミックス「空の色 水の青」90年

「子供の時間」
男勝りの高校生桑野、同級の男子はやさっぽい森雅之
その森君が副担任の原節子先生と駆け落ちするとは
先生は理由を言わず一週間の同行を頼み込んだ
水上パレスが見えるホテルで泊まって、先生は森に女物のドレスを着せる
理由もなく学校に戻って、先生は海外に行く
あれから10年、桑野と森の水上パレスでの結婚式の日
あの日の出来事を振り返ってみて、あの時、原先生の愛した女性が水上パレスで結婚をあげていたことに気がつく
森君はその女性にそっくりだった
先生はいまだイギリスで傷心の日々、子供の時間から抜けられない

「空の色 水の色」
倉橋百合 男ぎらい
七曲くんが誘うが怖じ気が先にたつ
一之瀬先輩とつきあうようになるがセックスに及べない
それは幼年時代、いたずらされたことがトラウマになっているから
古畑基と動物園で知り合い 打ち解けるようになる
彼が動物学者で動物の接触の仕方から話し始めたからか

「千の王国百の城」
サラリーマン吉村くんは夜はファンタスマゴリアで夢を語るバイトをしている
彼の語る物語で一人ずつが話のヒロインとなって夢を見る
北のバルバル族の男が現れ、武力ではかなわないだろうから自分たちの移住を受け入れるように要求する
要求はのまれ、通訳として婚約者もいたのにルサカ姫が差し出される
男のもたらした病原菌のため王国の民はほとんど死んでしまう
次の語りでは、ルサカの娘、やはりルサカの話
彼女はバルバル族に復讐するため毒で育てられた
彼女と一夜をともにする男たちは毒気で死んでしまう
彼女と寝た男は自分の父の息子
不思議な悲劇を紡ぐサラリーマン
「2」では彼がエジプトに出張してアレクサンドリアの図書館長ディミトリアスの哀しい話を夢見する物語
どちらもちょっとつじつまあわないけど雰囲気がいいんだわ

「空の色 水の色」という問題作あり、「子供の時間」という切ない物語を含み この13集が単行本として一番まとまってる
次に「花図鑑」が始まるし、90~91年が清原さんの充実期だなぁ
後の文庫版では「真珠とり」も含む「千の王国百の城」が充実

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