「悪霊」高寺彰彦:秋の夜とりどりに読む本
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ホラーコミックの最高傑作と銘打って復刊したので普通に本屋さんで買えました
ホラーは読まないんだけど、大友克洋アシスタントだったというので絵が気になり読むことに
霊が実体化して出てくるというのはホントに弱くて「ねじの回転」は高校時代読んでから未だ頭に残っている
細い線で精密に描いていく大友画風と違って太め線でけっこうラフ
人物も若い人のが太線でごつくなってるが雰囲気いい
この線は年配にあっていておばさんやおじさんが表情豊か
とくに霊力を持つおやっさん風の玉城さんが一番目立つよ
ラスト20頁くらいの悪霊との対決シーンは大友ばりのすさまじい描写が見事
でも本作の神髄は
黒の微妙な塗りで描かれる異界の存在が薄くらい部屋や廊下、屋敷の隅になんとなくうごめく様子が描かれるコマゴマでしょう
絵は物語の発端、絵画の中の霊が噴出するシーン
チクマ秀出版からの1600円は高いけど読んでそんのない作品ですぅ


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