三山のぼる「カンタリス」86年
週刊モーニング連載、基本的にギャグパロディの作品
恋人であった大財閥の御曹司清瀬新一の失踪で2度の結婚に失敗、現在はセックス相談所で人間カンタリス(媚薬)大泉博子
新一は親に無理矢理海外留学させられ仲をひきさかれたいた、その親もなくなり相続して博子の前に現れる
幸福な暮らしが待っているはずが家庭ではセックスに至らず、相談所のベッドで客として現れてようやく機能回復
新一は世の悩む男性のため博子をカンタリスとして再度送り出すという出だし、まあこれがシリアスものではこわいですね
その後も
体に毒を持つビシューの女、妖艶な所沢舞子(「メフィスト」のアルマ顔)
博子のソープ時代の敵役、コケティッシュなマリア
と登場してにぎやかに
三山さんの特徴として現れる女性たちがきっちり描き分けられ美しい
脇の男性陣がそれぞれにリアル
89年の「ゴドー」の方はアメリカンコミック風の描きぶり、ちょっと粗い線描で激しいアクション多用
顔立ちはその分変化がないが、内容は非常にユニークなもの、彼にとってSFがこれだけというのも、また2巻で完結してしまうのも惜しい

