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飛鳥幸子「ガラスの靴」74年(「小学3年生」連載)

1巻目
花村バレエ学校に新しく入った白鳥ゆう子はお嬢様
バレーもうまいがはなにかけない優しい性格
ライバルの黒川れい子は腹立たしい
そんなゆう子の家が破産して、両親のいないマリ子と同室の屋根裏部屋に住み込むことに
バレエ学校として次に発表する作品「ガラスの靴」の主役はうまさで選ばれることになって
夜、練習していたゆう子のふりを黒川が盗んで自分の型として踊る
全部を見たわけでないのでまねと見破られ、見事ゆう子の出場となる
ここで院長が心臓発作でなくなり、学院に金を出しているれい子の立場が強くなるが
院長の息子まことがフランスから帰国して、切り盛り、ゆう子が出場し成功をおさめる
さらにコンクールを狙うことになると、まことは実力者杉まち子を外部から呼んでこようとする
杉の実力に対抗するため、男でも難しい技をみがくことにゆう子が努力するところで一巻目は終了
Askuka_garasu

飛鳥さんなのでバレエまんがを選んでも、優雅さより動きに重きをおく
図版は、まち子に対抗しようと木をつるしたものを複数動かし、そこに乗って敏捷さを磨こうとする場面
少年まんがでありそうな特訓でしょ、「爆笑花沢高校」でリキが八手拳に対抗するため丸太八本動かしたシーンが彷彿とします
続いて2巻目は
バレエコンテストが始まる
日本「ガラスの靴」のライバルはアメリカ「アリスとひきがえる」
アメリカの主役ナナはゆり子を邪魔するように命令されていたが実行できず、はずされ別の女の子が主役に着く
ゆり子と語り合ううちナナが雨だれのリズムに合わせて練習したことをヒントに踊りを完成させる
コンテストでは代役を拉致してナナを主役にして競争、残念ながらゆり子たちは2位になるがすがすがしい気分
ついで、龍王3姉妹との対決
バレエまんがとはいいながら少年まんがのような展開です
3女さなえとの対決ではジャンプ感覚をつけるためスキー場でスキーをはいて練習したり
次女幹子との対決では浮かんでいるジャンプを蝶の舞いをヒントにつかんだり
長女冷徹な波子との対決では、波子にバレエ譜を破られるという妨害を受けながらも激しい踊りに対して、トゥシューズの音がしない優しい踊りで勝ち抜いていく
龍王家がさらに繰り出す瀬戸小夜子は脇役だがうまさで圧倒し、ゆう子が自信をなくす
それでも結局は自分を取り戻したゆう子の勝利に終わる
今度は英国帰りの三条あや子が「ガラスの靴」の主役候補になる
「ガラスの靴」の型にはまったゆう子を何でも踊れるバレリーナに育てるため水原先生はプールにわざと落とし自然なフォームを意識させ、部屋に閉じこめて手の動きを自覚させる
それでもあや子が主役をとるので金沢での手鞠レッスンで初心に帰って踊ることを思い出させる
東京ではあや子の「ガラスの靴」はソ連に破れ3位、ショックのあや子は踊れなくなる
そんなあや子を主役にたててゆう子が支えてやる
そして個人賞をゆう子がとるのであや子は主役を譲って去る
理事たちは反対し森さんが主役に押され
ゆう子は実力を証明するためボリショリバレエの入団テストに応募することに
とんでもない展開でしょう
絵柄は後半優雅に

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