
1月号
付録:ぼくのそんごくう/朱房の小天狗/アルプスの虎/宮本六三四/スピード探偵/荒木又右衛門(読み切り)
本誌
手塚治虫「ぼくのそんごくう」4P
竹山のぼる「豆タンくん」8P、すもうもの
三島みちひこ「地下魔人」8P新連載、宇宙探査ロケット狙う地下魔人にアキラが挑む、ロケットは次々星雲に呑み込まれている
古沢日出夫「くろべえ物語」8P、熊の子クロベエ、どかんに住む少年ケン一がクロベエにふりかかる災いと格闘する
益子かつみ「青空くん」4P、図面を届ける青空くん、スパイ団に襲われる、合気道遣いの青空くんの活躍物語
工藤いちろう「仲よし剣法」4P、一話読み切り、切れの良い絵柄
棚下照男「竜巻一刀流」、陣之助が持つ免許皆伝書をねらう音無剣の浪人、仲間の小熊も裏切って狙うがめくらの剣客が助けてくれる
太田じろう「ヤジ坊キダ坊」8P、弥次喜多道中の少年版
桂たろ「島のボンチ君」6P、大島から来た源凡二、ちゃんちゃんこを着てかなり古めかしい風貌、ユーモア作
板井レンタロー「がんばれ太郎丸」8P新連載、農民を苦しめる黒熊城のヒゲ入道に挑む少年達、太郎丸は仲間カキ平・クリ助とヒゲ入道を倒し、武士となって秀吉家来と認められ柴田勢と奮戦する
土屋一平「空手くん」、神主党と闘う一平、明治初期の柔術もの
吉田竜夫「鉄わんタイガー」8Pは絵物語体裁だが絵がコマになりおもしろい
1月号で付録だった「朱房」は2月号
半鐘の怪事件が一話、人もいないのに半鐘が急に鳴り出す事件が続いている
今回も上に登ると何かがいる気配がするが暗くて見えなず驚いて落ちてしまう
百太郎がさぐると近くの高島屋で金が盗まれている
他の半鐘事件でも盗みが併行しておこなわれている
からくりを解くという朱房得意のパターンで、黒い凧を付近の旅館二階から操り半鐘をたたかせて人々がそちらに気を取られている間に付近の富豪宅に盗みに入っていたというしだい
2月号
鈴木光明「スピード名探偵」
雪おんな事件、絵はゆるめ
桜井はじめ「宮本六三四」終了
世話になっている吉岡道場の清十郎が「むさし」にのばされたというので偽者を追って街道で果たし合うが
相手は本物の宮本武蔵、かなわず峰打ちになり、おまえが本物になるかは今後の修行次第だと言うせりふが残される
わち三平の「すもう小僧」は全く益子風の絵柄を少々ゆるくしたもの
「青空くん」は3月号で、サーカス団長佐曽利にさらわれた晴子を助けようとする青空くん
人間大砲にされかかるが、晴子が縄をといて警察に電話しているのを見て、晴子は無事家に届けると改心したふりをしてその場をつくろう
青空くんを家に呼んで、剣道五段の村正剣一と勝負させる
4月号では剣一の剣を白刃取りして勝負に勝つ
6月号では敵はドライというレスリング選手が登場、佐曽利やその息子が苦しめられている
青空くんが救いの手、ドライと対戦するが相手は砂を目つぶしにする卑劣さ
ドライを制したところへドライの父(プロボクサー)が戻ってきて見物している東南中の不良達をなぎ倒す
7月号では、怒った不良達が襲うのを助ける
ドライの父プロボクサーと勝負することになる
はじめはしこたま撃たれるが、講道館天晴先生のアドバイスで打ち倒す
楽屋ではかけで大損したギャングのレバーが父を脅している
11月、殺人魔クモ男が登場して、天晴先生までやられてしまう
赤沼探偵が助けに入ってクモ男が逃げ出す、用意した気球に乗り込んで飛ぶが青空くんと探偵も(探偵は天晴先生だったのだが)
気球に乗り込んだもう暗夜はクモ男の仲間で、気球から落下傘を使って逃亡
予告通り、人気女優山野みどりをねらってくる
朱房は4月号でひな祭り事件、5月号でまだら城事件
釣った鯉の口から「殺される助けて」というSOSを受け取った百太郎たちは魚を釣った川の上流にさかのぼっていくと
まだら城があって若様に危害が迫っていた
7月号では命を狙う手段が笛で毒蛇を操るというもので、犯人が家老だとわかり解決する
9月号ではむささび事件、広小路の見せ物に出かけた一行は、大イタチのユーモアに騙されながら
虎に頭をかませる芸を見て、あぶないなあと心配していると実際かまれたと知らせが入る
9月号では偽金が横行する江戸、三角党事件
4月号に永島慎二「幕末少年記」父親たちを動かすため子供たち(少年剣士)を人質に取ろうと勤王党がみんなを取り囲む、一番弱虫の少年が勇気をふるってかかっていったためみんなも応戦して大人達がかけつけるまで切り抜けるという小話、この頃の永島さんはごく普通の絵柄

5月号「がんばれ太郎丸」
黒熊城の下に閉じこめられた人々を助けようとした太郎丸たち
キジ山城の息子と合流して迫る
ヒゲ入道は野武士と結んで応戦
7月号ではヒゲ入道を討った太郎丸たち、ダンゴの守の推薦により秀吉家来となり正式な武士と認められる
この頃から巻末に時代劇中心で読み切りが毎月付く
5月号山根青鬼「出世日吉丸」16P
6月号木の実和「飛剣一刀流」18P益子風
7月号永島慎二「あだうち狂時代」15P、絵はゆるめ
8月号日吉すなお「荒わし太郎」少年飛行士航空もの15P
敵機コブラに撃墜された戦友を土民の襲撃を受けながら救いだし脱出する少年飛行士物語、貝塚ひろし風絵
9月号戸田徹「服部安兵衛」
11月号土屋一平「天狗太郎」18P、これは次号から続きものとなる
太郎は甲賀流忍術を教えられ乱波と対決、相手は軍陣戦法で目くらませるがけむり玉で逃れる
五重の塔の上で休んでいるから町の人間からは天狗と思われ上から飛び降りる
スリの一味と争い、編み笠の武士に助けられる
風間富岳のむすめカスミが持つ短刀には宝の秘密が隠されていて修験者一派が襲ってくる、車剣之助と会う
9月号藤子不二雄読み切り「火の玉剣士」8Pが新鮮、これは別掲に
11月号には読み切りで桑田次郎「宝石魔人」と太田じろう「青空剣士」
桑田さんの絵の切れが目立つ