62年の「日の丸」
59年「チビタン」終了して野呂さん作が掲載されなくなってから「日の丸」への興味は少ないが
62年は益子さんのリアルタイプ「太陽少年」が興味を引く
62年は5月号から始まって12月号まで所蔵
「太陽少年」は6月号より連載が始まる
アメリカで貧しい暮らしの矢吹母子
けんかに明け暮れる日々だから健児は腕っ節は強い
差別のためこのままでは息子のためにならないと、母は塩海船長に頼んで健児を日本に送り出す
船中、いさかいの仲裁で拳をふるったところを元フライ級チャンピオン山岡に認められる
山岡はかつて健児の父親との試合で矢吹を死なせてしまったので健児には素直に声がかけにくい
船を下りると、ちょうど新鋭ボクサー熊笹を出迎えようとする乱暴者達が我が物顔で
教会の太鼓を無理矢理横取りして歓迎の音をたてている
困っているので助けたところけんかになって一晩警察にやっかいになる
そんな所でやはりボクサー志望のストロング拳太と知り合う
警察を出ると教会のみどりが礼に来てしばらく教会に世話になる
ジムをのぞいた健児は練習にという相手をのしてしまい
彼が対戦する熊笹と試合をいきなりするよう頼まれる
リングに立つ健児をしろうとがいきなり熊笹とでは危険だと山岡は止めに入ろうとするが
結局熊笹を破り一躍名が知られることに
健児がたまたま所属したジムはいいかげんなジムだが金にはうるさく真摯な山岡をよせつけないよう父を殺した男だと悪い面だけ吹き込む
ボクシング道に迷った健児はある寺の和尚に言われるまま滝に打たれて迷いを払おうと努力する
その成果もあり、ものごとを冷静に見つけまっすぐ向かう性質も養い復帰する
一方ストロング拳太の父が事故で費用に5万円必要、やむなくかけボクシングに挑むが相手のキングはグローブに鉛をつめる手で勝てない
事情を知った健児が助太刀してキングを破り、興行主から怪我しても放置されるキングを助けてやる
キングは再起して帰国する記念に健児との一戦を申し入れる
拳太の父大造は健児の叔父に当たることがわかり、叔父はボクシングを賭け事にしている
もしキングに勝てば破産すると影で負けてくれるよう頼み込んでくる
そんな顔がちらついて本気を出せない健児だが必死で打ち続ける姿を見て叔父も最後は逮捕されることも覚悟で「打て」と応援するようになり
健児は勝利を収める
アメリカへ帰国するキングに母への言付けを託して63年2月号で終了
「日の丸」は63年2月号で最終、3月号から「少年ブック」に吸収される
連載は2月号で半分が終了して半分は「少年ブック」で継続扱いとなる
2月号内容が、160円、210P
横山光輝「少年ロケット部隊」16P
くぼたまさみ「タッちんくん」25P
大友朗「日の丸くん」3P
益子かつみ「太陽少年」15P▲
松本あきら「燃えろ南十字星」26P
手塚治虫「ナンバー7」18P、ヒョウ人の巻▲
たかはしたくみ「いじわるポンタ」8P▲
山根一二三「ごろっぺ」2P▲
▲印を付けた作品が終了で他が「ブック」へ引き継がれる


