70年の「週刊マーガレット」
1号より新連載の藤原栄子「青春に誓う」が意欲作
香山ミチは中学生のスキー選手
試合に出るため山道をスキーで飛ばしてゆく途中誤ってストックを離してしまう
ストックが飛び落ち、下にいる誰かに当たったらしく人が倒れている
助け起こそうと思ったが怖くなって置いて逃げ、試合に参加した
優勝候補の三浦礼子を振り切って勝つが、礼子が最後速度を落としたのは献血したためと知らされる
会場には選手の姫宮千秋が姉にけがをさせた犯人を捜していると触れ回っている
負い目を持ったミチはいつもびくびくして
間違った犯人三浦さんが連行され、嘆き悲しむ妹の姿を見て真実を言おうと思い始める
自分が犯人だという手紙を書いたところをスキー役員の夫人に見つけられ、試合が終わるまで待ってはどうかと諭される
10号ではついに警察にミチが連行され、真犯人だとみんなにしれてしまう
姫宮さんはもう済んでしまったことだと顔の傷が残るにもかかわらず許してくれる
みんなに許しを乞い、ミチは保釈になる
はじめからこんなに悪い設定のヒロインを描いた漫画というのもそうないようで救いのないヒロインの行く末をはらはら見守るばかり
4号より
丘けい子「赤いバラの伝説」
西谷祥子「ジュンの青春」
大島さんの単行本未収録作を含む7・8合併号の詳細は
80円、270P
忠津陽子「お金ためます」15P
浦野千賀子「アタックNo1」15P
わたなべまさこ「ガラスの城」15P、イサドラの結婚の当たり
丘けい子「赤いバラの伝説」15P
金井しげこ「ユキ先生 泣かないで!」
本村三四子「おくさまは18歳」15P
中森清子「プレイボーイ専科」23P読み切り
藤原栄子「青春にちかう」15P
よこたとくお「マーガレットちゃん」2P
吉森みきお「医者のいない村」15P実録もの
志賀公江「スマッシュをきめろ」16P、吉岡姉妹の挑戦を受けるところ
西谷祥子「ジュンの結婚」15P
大島弓子「人形の家」読み切り
10号の読み切り作
ななおかあつこ「白い色は恋人の色」も力作
ななおかさんは素直で美しい絵柄なので連載作がないのが不思議なくらい
前から気になっていたが今回読んでファンになりました
久しぶりに実家に戻ってきて父のこけし工房へ訪れるケイ子
弟子のみつるは幼い頃からのなじみ
今は少し知恵遅れの姪いずみちゃんが慕っている
いずみはわざと熱が出たふりをしたり、みつるの気を引こうとするのがありあり
ケイ子は自分といずみとどちらが大事なのかと問いただすと少し戸が開いていていずみが聞いていることを感じた は「いずみが好きだ」と言う
それを聞いて逃げ出すケイ子、事情を説明されても、誰にも嫌われたくないみつるなんて距離を置くと言い切るケイ子
みつるが作るこけしはどれもいずみに似ていることに気づいてさらにショックを受ける
ただいずみが頼るものがみつるしかいないし、彼もケイ子を嫁にしたいとずっと思っていたと打ち明けるので心がゆらぐ
その話をいずみが聞いてしまって悲しみで湖へ出る
みつるのためにこけしの白色、白鳥の色を取ろうと湖に入っておぼれてしまう
悲しい結末のため、みつるとのことを冷静に考えるためケイ子が故郷を去るところで終わっている


