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2016年10月19日 (水)

岩明均「ヘウレーカ」02年

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「ヤングアニマル」連載、白泉社単行本258Pで読む

紀元前216年、ローマと敵対するカルタゴの将軍ハンニバルは、シチリアのシラクサ市を手に入れようとエピュキュデスを味方につける
シラクサはローマ派とカルタゴ派に分かれている
有力家の娘クラウディアがスパルタ人ダミッポス青年と町はずれを散策して戻ると
下僕がローマ人が連行され、ご家族が連れていかれたと知らせに来る
エピュキュデスがカルタゴ派を扇動して武装蜂起に出たのだった
ダミッポスはアルキメデスを頼る(が、クラウディアはカルタゴ派に連行される)
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そのころ、ローマはマルケルスが大艦隊を率いて港に迫っていた
エピュキュデスが頼るのはアルキメデスが発明した防御
鶴のようなクレーンからの投石が船を破壊する
岸壁に近づく船ははさみ型の起重機、回転する巨大な刃で壊される
ようやく防壁に上がったローマ兵は飛び石で殺され、退却をやむなく
今度は陸から攻めると、エウリュアロス要塞からの強力な投石で大壊滅

科学に詳しいダミッポスは要塞装置の起動に老アルキメデス先生のかわりに差し向けられ
勝利の街頭演説にも引き出される
その場で、クラウディアを返すよう要求し、エピュキュデスから町のために何かしろと応じられる
ダミッポスは町の女たちに鏡をもって丘に集まるよう依頼する
鏡の焦点を敵艦の帆にあてると燃え出す
さらに船の黒い印にあてると木材に火が付く
たちまち7隻に被害を与えてクラウディアを取り戻すが
彼女は郊外レオンティニに連行された家族が心配でたまらない
どうしても夜、小船で向かうと下僕と出る
下僕では船が漕ぎ続かないだろうと彼女を愛し始めていたダミッポスが代わりに乗る
岸壁を離れたところで、クラウディアはシラクサ軍からの弓で貫かれる
ローマ艦に助けを求め、クラウディアが治療を受けるがもうもたないと医師が呼ぶ
連行されたローマ人たちはレオンティニで埋められていたとマルケルスから聞いたダミッポスだが
クラウディアには解放されたと嘘をつく

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マルケルス将軍に呼ばれたダミッポスは城壁の弱点を聞かれ、市民に手を出さないことを条件に教える
ただアルキメデスは許さないという将軍に、技術者に罪はないと猛然とくってかかる

このあたりの描写は異様に迫力があった

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