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2016年11月 1日 (火)

曽根富美子「もぎたてのシンデレラ」83年

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「親なるもの断崖」で圧倒的な表現を見せた曾根さんのごく初期は普通の少女もの
「ひとみ」連載、秋田書店ヒトミコミックスで二巻で読む

第一巻
中学生になった染井よしの(「ガラスのキス」では小三)の愛物語
体育祭リハーサルの競走に一人よしのは逆方向へ駆けて行く
新しいブラが上へずれて困ったあげくに逃げ出したわけ
そこへ現れたのがまたも同じくラスになったのか御所車蘭子
胸はしっかりあるという出だし

クラスでかっこういい男の子、栗林純
彼が好意を寄せるのがよしのという設定はできすぎなんだけど
中学では蘭子の威光は前よりは減っていて栗林くんはよしのを積極的にかばってくれる
その気持ちを受け止めるのが恥ずかしいよしのはなにかとすれ違い
蘭子のいとこ、尾形くんは病気で一年遅れの同クラス
落ち着いていて学級委員長で、かっこよくて、やはりよしのを好いている
蘭子は栗林くんを狙っているが、よしのは純とファーストキスを
小学校なじみの月見草太も訪ねてきたり
波瀾の種を満載して、よしのの恋はどうなるんでしょうと
「ガラスのキス」の異種性がみじんもなくなりフツウの少女マンガになってる(でも楽しめますが)
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第二巻
草太の出現でちょっと気にしたのか、ジュンはよしの手製のマフラーを喜ばない
彼の従妹が贈ったセーターを着ているのがショック
そんな時、写真集を出して好評という蘭子が二冊目の撮影をするというので東京までついて行く
雰囲気がよいからとよしのも一緒に撮る場面もできたりして、帰りの電車に乗り違える
純が探しに来て、また仲直りができる

蘭子は芸能界づいて、東京の学校へ越すという
その送別会で一時電気が切れた暗闇で蘭子は純に抱きつくんだが
純があとで電話をすると、純は好きだし、よしのがもっと好きで、よしのになりたかったという不思議な告白を残す

バレンタインデイや三年生の送別会を過ごし、いよいよ二年になる
同じ「い組」になって、よしのはどんな女の子になるんだろうと終わっている

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