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2016年11月20日 (日)

万里村奈可「「てっぺん」93年

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「マンスリーmimi」掲載、単行本7巻で読む

香港の一少女(天辺)が日本の大商社の社長(てっぺん)をめざすという話
商社らしく出てくる様々な取引に天辺が図抜けた商才を発揮するというちょっとありえない話になってますが

香港の九龍街城砦(貧民窟)で暮らす王天辺は置き引きで仲間を食べさせている
育てのおばあちゃんが、くずれ壁の下敷きになって大けが
天辺は日本人で加賀まひる、母冴子からのお守りもあると教えられる
ある日、日本三星商社の副社長石井につかまったのがきっかけで、一月後のパーティにレディとして認められたら日本へ連れてやると言われる
砦仲間には元大学教授や香港長官執事などがいて、まひるを補佐
みごとレディと認められ、三星に入ることに
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石井は気ばらし程度に、さえない部署をあてがうが
地下の食堂を立ち直らせ、掃除部門へ入ると巧みな連携で産業スパイをだしぬく
大高利貸しの土橋の心をゆさぶってアニメ事業を成功させた次は、中丸女史と余課に押し込まれた
ドーム型サッカー場を作る計画で、同じ三星の一匹狼立浪を味方につける
社長(まひるの祖父)がまひると接近しそうになると、社長を押して転落死させる石井
いとこの地位をいいことに石井は冴子との結婚をはかり、会社を牛耳ろうとする
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独立したまひるは、余課の仲間と香港へ向かい、ファースト中華料理店を日本で開こうと思いつく
その出資に、大事業家張天海と知り合うが、アイデアだけ取られそうになる
それをうまく切り返して、かえって張はまひるのよき協力者となる(それどころか、かつての冴子の恋人でまひるの父親でもあると最後にわかる)
まひるの会社にスパイにもぐらされた吉川さんを味方につけ、花事業を成功させたまひる
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中国人向け通信販売のため衛星を打ち上げる事業を起こし、三星と競う
三星が先に打ち上げたが、無理がたたりその衛星が軌道をはずれ、まひるの勝利に
やけになった石井は猟銃で冴子を撃とうとして、冴子は心に封印していた過去を思い出す
香港で赤子連れで男たちに強姦された記憶を失っていたのを
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天海が恋人であり赤子は彼との子供だったことも
記憶をなくして日本に戻った冴子に天海は会いに行ったが父社長はどこのものかわからない天海を追い返した
彼が努力して大事業家となったのはその後、そして大の日本人嫌いにも
まひるは狭い日本にとどまるのはおもしろくないと、まず香港の仲間へ会いに行く
冴子はもうしばらく三星の社長を務めるかというところで物語が終わる

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