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2016年12月11日 (日)

三山のぼる「ネオデビルマン」00年

Miyama_devil1
永井豪の「ネオデビルマン」にちなんで気鋭の漫画家陣が競作した単行本
その三集冒頭を飾るのが三山さんの42P
この集には他にとり・みき、風忍、黒田硫黄、安彦良和さんなどが描いている

三山作は
将来首相ともなる有望な代議士がデーモン(スフィンクスの姿をしている)にさらわれ塔に閉じ込められる
スフィンクスの出す謎は「まなざしも微笑みもすべて幻は何か?」
答えのわからないまま時を過ごすある日、塔に裸の女を見つける
女は記憶をなくしたのかしゃべらない スフィンクスが現れ第二の謎を残す
「卵から生まれた卵は?」
Miyama_devil2
人類滅亡の夢を見た男は塔から逃れられなければ女とこどもを作ればよいと飛びかかる
抱いた女の首が溶け失せ、現れたスフィンクスはそれが第一の謎の答えだという
そしてその女の正体を知りたくないかと
穴から首だけが現れ、それが娘のよしえだとわかる、そしてそれが第二の問いの答えだった

スフィンクスが最後の問いだと「怒りで闘争本能と破壊本能に捕らわれた存在とは」というと
男は怒りでふくれあがり巨大なイモムシとなり塔からはみ出て街の人々を襲う
スフィンクスの謎は人間を悪魔に導く鍵であった

イモムシに立ちはだかり壊滅するのがデビルマンというラスト
怪奇とエロスに満ちた映像を紡ぐ漫画だが、筋があっさりしている

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コメント

三山さんの漫画は知りませんけど、きれいな扉絵に惹かれました。

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