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2016年12月28日 (水)

藤江くにお「母は悲しく」58年

Fujie_hahaha01
若木書房6/20発行、、130円、B6判128P
若木の初期からずっと描いている作家
多くは少女ものを担当している
そのわりに雑誌には進出しなかったようだ
時代にあわせて絵柄がモダンになっているが、構図がいくぶんあまい

斎藤家のみどりはめまいがして倒れる
安静にして落ち着くが、恐ろしい老婆の顔が目に焼き付いている
冥土の入り口まで行ったとか変なことを口走るみどりは精神が錯乱していると思われ
その老婆もだれもみていないのでみどりの幻覚にされる
一時は不良仲間になった兄の信一がその老婆を実際に見て、事情が変わってくる
父は呪われたと思い、仕事に精が出せず酒浸りに
父にはその老婆を巡って悔恨のできごとがあった
老婆から金を奪い取るように去って、老婆が直後死んでしまった
預かるといった赤ん坊、さゆりをみどりという名前で育ててきたのは罪滅ぼしの気持だった
その老婆が現れたことで自分への復讐をしているように見えたのだ
しかし、老婆は母のため復讐しようとしている娘の変装だった
娘は夫をなくし、さゆりという赤ん坊を母を通じて他の家で育ててもらうことにした
ところが母が帰り道、倒れて死んでしまったので娘の行方が一切わからなくなって悩み続けた
Fujie_hahaha14
さゆり(みどり)の実の母は我が子がしあわせに育っていることを知って、斎藤家に不幸を起こさないよう信州の田舎へ帰ってゆく

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