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2017年1月20日 (金)

つげ義春「女忍」60年

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トップ社「竜虎」掲載45P、双葉社現代コミック8より
つげ義春を読み始めたのは「ガロ」に掲載された作品から
その後、「ガロ」を離れた作品も興味を持っていたが、それ以前、貸本時代のものは最近になってから
単行本で出た初期のものはおもしろく少しずつ読んでいったが
短編集形式の貸本時代のものは、白土三平絵に似すぎていて敬遠してあまり読んでいない

美濃の豪族犬丸入道重勝は信長も手を焼く戦術家で、信長は忍者を送り込む
つかまえた女忍がなかなかの美貌で、重勝は側女にする
寝入るそばで襲おうとするのを舌を出してみせる豪胆さに女もあきらめる
女は懐妊したと医師から知る重勝
ある日、重勝が怪しいと庭番の老人をとらえて木につるさせる
救おうとした下男としてもぐりこんでいた助左も見つかって切られてしまう

それから8年、戦闘にあけくれる重勝が城へ戻ると、女が息子に忍術を教えている
鋭い眼光から、重勝は自分の跡取りに適した男になるのではと思う
子を産んで安定すると女も自分に従うという安心感から、重勝は息子を背負う

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それが合図で、息子は重勝の首を刺し、女は腹を一突き
息子は殺された助左の子供だといって恨みを晴らした母子は飛び去ってゆく

それにしても、重勝が腹をつかれて「でかした」というところ、どこまでも豪胆な人物だった

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