« 洋ナシのコンポート | トップページ | 花村えい子「霧のなかの少女」 »

2017年1月 8日 (日)

高山成重「嵐をついて」

Takayama_arasi01
東光堂、130円、B6判128P
現在確認できるのは青虫のこの一冊のみ

ユリ子は戦争で焼け出され父母兄とも離れ、しばらく親戚のおじさんとバラック住まいしていたがそのおじさんもなくなる
孤児院で成長し、倉山家に引き取られる
ところがその家の息子勝はたちが悪く、家の金を盗んではユリ子のせいにする
ユリ子はいたたまれず、倉山家を出て町へ
町の密輸団の手下に誘拐され監禁される
密輸団の使いっ走りになっていた少年がユリ子の兄慎一
妹と知って逃がそうとする
逃げたユリ子が警察に通報して、密輸団はみんな捕まる
親分は慎一をかばって、こいつは知らないと言い張って慎一は釈放される
ユリ子が密輸団逮捕に貢献したこと、また行方知れずだった兄と再会できたことが新聞に報じられると
母が新聞で見て、倉山家を訪れる
Takayama_arasi16
そうしてユリ子と慎一を引き取って今の家に戻って行く
向かう列車で兄妹は父のことを聞くが、空襲の時、こどもたちを探して焼け死んだという悲しい知らせが帰ってくる
涙ぐみ兄妹の見たのは三人を祝福するかのような美しい夕焼けだった

« 洋ナシのコンポート | トップページ | 花村えい子「霧のなかの少女」 »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 洋ナシのコンポート | トップページ | 花村えい子「霧のなかの少女」 »