« 小川武「ふしぎな野球学校」49年 | トップページ | 岡久太「凸すけと凹しろ」50年 »

2017年1月15日 (日)

杉本啓子

杉本さんを最初に読んだのは75年ころの「哀しみのエチュード」
ずいぶん暗い内容を描くと思っていた
それが元雑誌を読むようになって、60年代はずいぶん明るい内容を描いて楽しい作品をうんでいると知った
70年代に入って社会的な問題を取り上げるようになり変わっていくのだが
以前、デビュー頃として「まんがちゃん」67年を紹介したがその前後の作品は触れていなかった

「わたしとわたし」66年
「少女フレンド」50号、14P読み切り
セッちゃんの所にいとこの由美がやってくる
そっくりな顔立ちだがのんびりしたセッちゃんに比べてまじめそのものでいつも勉強している
和彦が由美に優しくするので不満が増大
和彦につめよると来たばかりでわからないから親切にするのは当然だと
アキちゃんが交通事故にあいみんなで見舞いに行くが病院でも参考書を読んでいる由美にセッちゃんは腹たてて厳しく非難
さすがに由美も悪かったと謝り以後なかよくなるという筋書き
Sugimoto68giniro
「銀色のバルカ」68年
「別冊少女フレンド」7月号32P読み切り
孤島で暮らすニコラ、ジーノという恋人がいて自分が子どもの頃から持っているペンダントを譲る
実はニコラはミラノのコンソリーニ家の娘だが、赤ん坊の頃、かつて女中をしていた現在の母親の息子がさらって連れだしてきた
仕方なく母代わりになって育てているうちに情がうつり事実を言い出せないでいた
そんな島へ本当の母親が旅行に来てガイドをしたジーノのペンダントを見て事実を知る
母は謝りニコラを返すことに
帰りの船にジーノがかわいがっているイルカに乗って追ってきたのを見てニコラは海に飛び込みジーノの所へ戻る決意をする
バルカというのは乗り物、夜、銀色に光るイルカに乗る姿をたとえたもの

« 小川武「ふしぎな野球学校」49年 | トップページ | 岡久太「凸すけと凹しろ」50年 »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 小川武「ふしぎな野球学校」49年 | トップページ | 岡久太「凸すけと凹しろ」50年 »