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2017年2月23日 (木)

小室孝太郎「ワースト」70年


「少年ジャンプ」連載、単行本4巻で読む
鑑別所から出てきた鋭二は動物的勘に長けて、急に降り出した雨に不吉なものを感じてビルの隅に閉じこもる
何日も降り続いた雨がやんで街に出てみると一人も人が見あたらない
かわりにゾンビのような怪物、実は雨に打たれた人間が石化して中から現れた別の生物
ワーストと名付けた怪物が夜だけ動けることを知り、昼間に街を移動するうち卓というこどもを見つける

銃やダイナマイトを手に入れ、ベトナム脱走兵の飛行士ハリーも仲間となり空から生き残った人間を集め霞ヶ関ビルに立てこもる
数日、動きがないと思っていたら、まゆに閉じこもったワーストがかえると羽がはえていて空も飛べる
その時、孤児院の車が霞が関ビルに逃げ込もうとしてワーストに襲われている
さらわれた女の子を助けるためワーストに飛びつき、空から落ちて首の骨を折った鋭二は覚悟して、遠崎に子を託してダイナマイトで道連れにする

2巻目
鋭二が犠牲になり、卓が次のリーダーになって6年
鋭二と看護婦さんとの間に生まれた渉はやんちゃ坊主に

卓は体も鍛えながら卓はワーストマンを研究してきた
研究のため生け捕りにしたワーストマンが逃げて、渉のママを傷つけた
これがもとでママがワーストマンになってしまうという悲劇を渉は知らない
もっと大変なことは巨大なキノコが道路をつきやぶって成長している
どこかしこにもはびこり昼間でも薄暗くなるとワーストマン達がビルを襲うようになる
ハリーと卓はヘリで関東一円をながめ、米軍基地で戦車を調達し、船で東京を脱出する計画をたてる

3巻目
脱出の途中、ワーストマンの襲撃を受け、遠崎がかまれて自身がワーストマンになるくらいならと手りゅう弾で自爆する
港で船に乗り込むと東京に火をつけて脱出、太平洋上の島に落ち着く
そうして40年か50年、卓も60歳になる
ワーストマンを一瞬に葬り去る弾丸を開発して、世界の生存7か国と通じるところまでこぎつけた
ワーストマンの方も陸上種は年々進化して銃を奪って撃つまでになっている
卓の孫、力(りき)は閉じ込められる生活を嫌いなんでも反抗するようになり同調する不良も増えて島の悩みとなってきた

4巻目
力をとめようと不良西に力を脅させるが、鉄条網の外へ出てワーストマンの中を抜けるという競い合いに偽って出なかった西を撃ち殺す
裁判の末、力と仲間四人は東京へ追放となる
力たちは火山に列をなして飛び込むワーストマンの自殺行為を知って、一匹捕まえ研究材料だと島と取引する

卓にとっては弱点を知る決定的な資料で申し出をのむが、力は四人は返すが、自分は残る
雪が降り出すような地球がながくないことを悟った力はせめて仲間だけでも少しはゆったりしてほしかった
母がなくなるのも気に留める暇もなく研究にいれこむ卓を見て荒れだした力もまっとうな人間だった
東京に力だけが残った知った恋人百合は単身、ヘリで東京へ向かい力と合流
降り出した雪でこの先長くもないと覚悟してワーストマンのえじきになるよりはと毒薬を仰いで二人一緒に世をさってゆく
ワーストマンの正体はウィルスで、今回病気で死んだのも別種のウィルスが原因とつきとめた卓
地球各地でウィルスをまいてワーストマンを破滅に導くが、氷河期を迎えた彼らの運命も尽きる

物語のラストはそれから20万年後の地球
氷河期を終えた地表にうごめくものは、人間かワーストマンかはだれも知らないで終わっている

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