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2017年2月16日 (木)

「この世界の片隅に」映画

歩けなくなって大阪へ出るのはちょっと大変という状態で「君の名は」を知って高の原に出かけて見た
イオンシネマは大阪の映画館に比べてそん色なく、車で行くととても便利
映画代以上になる交通費もかからないのでこの映画が来てよかった

原作と同じようにゆったりした絵柄のアニメ
話ものんびり進んでゆくが、戦争が進むと厳しさが増す
とりわけ義姉の娘を不発弾で死なせてしまう場面
真っ黒になった画面に線画が踊るところは見もの

右手を失ったすずが家に落ちた焼夷弾を必死で消そうとする場面もすごい
焼夷弾が空から落ちる光景も迫力あるものだった
機銃掃射もそれまでの風景がのんびりしていたからよけい厳しいものに映る

夫修作に自分をこの世界で見つけてくれて感謝する橋の上(幼いころ二人が人さらいの籠の中で出会った橋)
駅近くへ戻って、母を失って浮浪児になっているこどもを拾う場面
漫画原作そのままだが、スクリーンの中で動くと広い世界の中で人間が真摯に生きている様子が生まれ感動的

遊郭でなくなった白木りんと修作の関連がアニメでは省略されているのは仕方がないか
原作をより大きな枠組みの中で見せる作品、映画になってよかったと思える

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