« 星城 朗二「小天狗童子」55年 | トップページ | 相馬 一平「捕物小僧」?年 »

2017年3月 2日 (木)

手塚治虫「ナスビ女王」54年


「少女」5月号より連載、手塚全集で読む
東京桃ケ丘中学を卒業のナスビ
田舎へ帰ってしまうと聞いて、仲良しタカ子とフジ子はナスビが東京へ出てきたらまた会いましょうと別れる

ナスビは田舎のイチョウの木を切らないように親を説得した
それに感謝して木の精が家来の狐にナスビの願いをかなえるよう命じる
ナスビの願いは女王になること、ますナスビを東京へ瞬間移動
そのころ、タカ子は事件に巻き込まれ誘拐されている
それを助けようとしたナスビがつかまり、かわりに密輸船に乗せられるはめに
ナスビは台湾付近の島でつかまっていたポピラリア国の王女とすりかわる

狐がナスビと似ているというので仕組んだしわざ
ポピラリアではゼンダ大臣がナスビを偽物だと疑う
ナスビとすりかえられた王女は東京へ出てルンペンになってしまう
フジ子がナスビと思って家に連れてくる
フジ子の父(ひげおやじ)は刑事で、ゼンダ将軍が送った暗殺者からポピラリアのことを知り王女を護送する
ナスビを疑った将軍が王女しか知らない秘密を言わせようとしたところに
うまい具合、本物が戻ってきてすりかわる

さて、タカ子はパブロバに見いだされアメリカでバレエ修行の旅に出たが
運悪く、逃げ出した密輸団につかまり足を撃たれてしまう
歩けなくなる前に一度でも舞台で踊りたいというタカ子

一足舞って倒れてしまう
手術は成功して、10年後には有名なバレリーナになる
タカ子の作ったバレエ「ナスビ女王」の舞台、先生になったフジ子、二人の子の母となったナスビが観劇する

絵もみごと
ゼンダ将軍キャラもよくできていて、不良の鉄男が悪に徹しているがしだいに真人間となるさまもよく描けている
それぞれの人間、場面はすぐれているが(ラスト付近、タカ子のバレエシーンは抜群)内容がつめこめすぎなのが惜しい点

« 星城 朗二「小天狗童子」55年 | トップページ | 相馬 一平「捕物小僧」?年 »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 星城 朗二「小天狗童子」55年 | トップページ | 相馬 一平「捕物小僧」?年 »