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2017年6月22日 (木)

寺田ヒロオ「暗闇五段」63年

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「週刊少年サンデー」46号 14P新連載
48号、13P、道で黒ひげが倉見に挑戦、道場に戻って正式に受けて立つが投げてもふわりと立つので戦いようがない
49号、15P、王者戦に出るためまず五段昇進をめざす倉見、熊手たちがやってきて生徒たちをいじめる
新入りを相手してやるという地利塚に出て行く黒ひげ「やわらかにもんでもらおう」と
「なまいきな」とつかみかかる地利塚を黒ひげは片手で投げつけてしまう

50号、15P、鳥居が続いて相手するが片手でいとも簡単に投げられるのを見て熊手が登場
「ひげをつかんでほうりだそうか」とかかってゆき「これがひげだ」と得意げに見せると黒ひげは「これは熊手の鼻毛だ」と一括
五船先生が割って客人だからと試合を止める
王者戦のことを黙っていたと先生にくってかかり熊手は先に帰ってしまう
黒ひげは鬼天道場の者で鬼天先生がなくなられて20年住んだ山を下り北海道に帰る途中に東京に寄ったという経緯を明かす

51号、14P、四段をあっさり三人抜いて五段昇進の倉見
52号、13P、昇段祝いの席で熊手が先生は倉見を王者戦に出すつもりだと文句をつける
 黒ひげさんが北海道に帰ることもあり、五船先生は、倉見と熊手に王者戦代表決定の試合をさせることにする

64年
1号、13P、いよいよ倉見・熊手戦、五段になったら「お嬢さん」と呼ぶのは止めると言ったのに今度は王者戦に勝ったらと言い出す倉見とお嬢さんのやり取りがほほえましい
2号、14P、倉見・熊手の選考戦が始まる
 熊手の必殺技片手じめもはずす倉見、有利に運ばない試合展開に熊手は壁に相手をぶつけ、絞め技に入った
3,4合併号、14P、熊手の絞め技で参ったを出す倉見だが、審判黒ひげは見えないふり
 倉見は自力ではずし投げ勝つ、黒ひげが無視した理由は文句なしに勝たせるためだったと明かす

5号、14P、倉見が道場の中心になって活気がもどる、わきあいあいと練習する弟子たち
 熊手たちも倉見の優勝のため練習に参加すると申し出る
6号、13P、連日、鳥井、地利塚、熊手が「道場のめいよのために」と相手を買ってでる
 疲れがたまっているようで鬼姫さんは心配
7号、13P、五船先生は練習もほどほどにと倉見を休ませる、そんな時、黒ひげさんから上京の電報が入る

8号、13P、電報はにせで待っていたのが熊手たち、崖の上で脅して王者戦を譲らせようとする
9号、14P、はずみで崖から落とされた倉見、熊手は重責にたえかねて失踪するという倉見ニセ手紙を送る
一方、「身投げ谷」から落ちた倉見は下流の源さんに助けられたが記憶を失い目が見えなくなっている
10号、12P、源さんの娘マツゲぼうの看病が始まる
11号、13P、北海道から戻った黒ひげが道場を訪ね、倉見が出奔するはずがないと東京の道場を探しに出る
 一方源さん宅では自分の死んだ息子が生きていればこの青年ほどになっているだろうと感慨深げに見ている
 新聞を取りに動いてころんだ倉見は受け身の姿勢をしてつぶやいていた「ゴダン」が柔道を意味していることが判明する
12号、13P、黒ひげさんが東京中の柔道場を探したが倉見は見つからない、その頃、回復した倉見は源さんに崖へ案内してもらい、谷に綱でつり下げてもらう
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13号、13P、熊手が王者戦に出場して快調、病院で診察を受けた倉見は失明は精神的なものだと言われる
 待合室でTVから流れる中継の「王者戦」に異様な反応をするのでまわりの者が驚く
14号、14P、連載がちょうど20回目、ここで初めてタイトル「暗闇五段」の名前が出てきて感動的
 おやじさんは倉見にまつげ坊をつけて湯治に送り出してやる
 温泉町の柔道場にひかれてけいこをつけてほしいと申し出る倉見
 名前を聞かれてとっさに「暗闇五段」と名乗る
15号、13P、マツゲちゃんと地元の岩見道場に腕試しに来た倉見
 はじめは広さもわからない道場にまごつくが勘を取り戻して次々相手を投げ飛ばし最後は道場主に花を持たせて退散する
 こうしてこの道場に通うようになるが、ある日、倉見はマツゲちゃんに遅くなるかもしれないと言い残し実は迷惑をかけられないと失踪する
 わかりに道場にやってきたのは倉見を捜し歩く黒ひげさん
16号、13P、黒ひげさんはまず試合をと乞われ、急いでいるので3人相手にたちまち投げ飛ばす
 道場主からあんまの柔道家の話を聞いて倉見だと判断し投宿している温泉宿にかけつけ、かつての親友、源氏と再会
 そこへ倉見から電話がかかってきて「これ以上迷惑をかけられないから一人で去ります」と・・
17号、13P、王者戦で優勝した熊手を慕って入門者があいつぐ五船道場
 しかし以前の生徒は多く辞めてしまい、少年たちも金にならないとじゃまものあつかい
 先生は熊手がまじめにはげむなら道場を譲るといい、鬼姫さんはつらい思い
 夜、こどもたちと練習をしているとマツゲちゃんが訪れてきて、机の写真を見て「お兄さん」と声を出す
18号、13P、マツゲちゃんがこっそり道場を訪ね鬼姫さんと会う
 事情を知った鬼姫さんは倉見が一人でそんな崖に行くはずがないので熊手たちがかかわっているのだろうと不安を感じる
 そのころ、源さんの所を飛びだした倉見は町で暴漢に絡まれる女性を助ける
 女性からあんまさんと間違われて、それを商売にしようと近くの木村あんまに弟子入りを願い出る
19号、13P、あんまで生計を立てようとする倉見を黒ひげさんが発見、しかし記憶がなく様子を見守ることに
 倉見は近くの道場に練習により、「暗闇五段」と名乗る
20号、13P、道場荒らしの4人組を道場主に代わってまかす倉見、腹の虫がおさまらない4人組はあんま依頼と騙し境内で襲おうとする

21号、13P、道場での無頼漢4人組に夜道待ち伏せにあう倉見
 最後の北六段はビール瓶を使うという卑劣さだが危ういところ黒ひげさんが間に合って石を投げひるんだところ倉見が投げる
22号、13P、倉見は温泉をめぐると木村さんに別れを告げて一人湯川温泉に向かう
 こんなこともあろうかと駅に頼んでおいた黒ひげさんが連絡を受け電車に乗り込み倉見と同行することに
 一心道場を訪ねた二人はしばらくけいこをつけた後、黒ひげさんが手ごたえがほしいと倉見を相手にする
 強烈な倉見のなげにも壁をけって戻り立ち、返すなげを打つ黒ひげさん
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23号、13P、倉見は黒ひげさんに投げられたわざで、かつて同じ投げをくったことを思い出す
 さらに王者戦や鬼姫さんの名前も思いだし懐かしく思うが、事件の真相が記憶にない
 黒ひげさんは倉見を連れて道場破りの旅に出る、そこで一番強い人と対戦し勝つまで宿をとってねばる

 熊手は道場を改築すると先生に申し出て一喝されるが、努力が続けば道場を譲ってもよいといわれ、王者戦はぜひとも連続優勝すると意気込む
24号、13P、鬼姫を訪ねるマツゲちゃんを熊手が怪しみ、地利塚たちに後をつけさせ倉見を落とした付近だと知り戦々恐々
 冬、九州まで旅稽古を続けた倉見に黒ひげさんは王者戦に備え源さんの家に戻ろうという
25号、13P、源さんの家に戻った二人、「源氏道場」という看板を書いてかけ王者戦出場の第一歩とする
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 五船先生の態度が安定したのを不審に思う熊手は、うまいときにやってきたマツゲちゃんを付けさせる
26号、13P、熊手は倉見が記憶喪失なのを知るが、鬼天流の業には勝てないと思い、鳥居・地利塚にまた崖から落とすように命令する
27号、13P、お医者さんの娘が結婚するのでみんな式に出かけた日を見計らって鳥塚・地利鳥は新聞記者と偽って崖におびきよせ「王者戦に出るなら突き落とす」と脅す
28号、13P、王者戦出場を辞退させるため崖から突き落とそうとする鳥居・地利塚をねじふせたとたんすべての記憶を取り戻した倉見
 源さんたちが結婚式から戻ってきて回復を告げた後、道場の名誉のため崖から落とされたことは黙っているという決意を言う
29号、13P、王者戦が始まる、熊手、暗闇五段で出場の倉見ともなんなく一回戦を勝ち進む
30号、13P、昼の休憩の時、わんぱく3人組がかけつけて倉見に一年帰らなかったわけを追求しようとするが黒ひげが王者戦が終わるまで待つよう説得
 4回戦に勝ち残った熊手、倉見の勝負は翌日に持ち越されるが、その夜、熊手の元を倉見が訪れる
最終回
31号、13P、倉見の言葉から回復を知った熊手
 なぜ警察に訴えないかと聞いて、道場の名誉のためと答える倉見に頭の悪い神様じゃないかと言いながらも
 王者になっても尊敬されない自分の一年間を恥じる
 勝っても負けても道場は出るが、決勝戦は全力で戦うと宣言した熊手
 そうして始まった試合
 熊手が倉見を投げるが着地して投げ返すという鬼天流の極意で倉見が優勝する
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 最終戦が4Pというのはちょっとあっけないが鬼姫さんとの再開を果たして物語は終了する

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