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2017年6月13日 (火)

中華料理の新波:大阪南森町シーフ

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妻は横浜・東京で中華三昧で、月曜夜も外食してきたので今回はパス、一人で出かける
大阪のレストランをチェックした時、とりわけ印象的なお皿を出していたのが
フレンチのラシ-ム、スペイン料理のエニェ、中華料理のシーフ
シーフも絶賛に値するお店だった
中華の範疇からはずれるのではというお皿もあったが、その分、出てくる皿のデザインが素晴らしい

ランチ5000円のコースではあの中国茶器箪笥がでないのではという心配で8000円のコースを予約
メニューは不思議なタイトル( )内がフレンチならこれにあたると思うもの
雫(アミューズグール) 泡辣椒/香腸(ソーセージ)
海老(前菜で茶箪笥)  足赤(春巻)/牡丹(サラダ)/蝦醤(ペイスト)/油爆(深いフライ)
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新緑(前菜の2か)   ヨモギ/甜麺醤(豆ペイスト)
草原(前菜の3か)   燻魚/老虎菜(青唐辛子とパクチーの和え物)
搾菜(魚料理)     清蒸(蒸し魚)/柑橘
仔豚(肉料理)     酸菜(ザウワークラウト)/甜醤油(甘い豆ソース)
伝統と起源(米料理)  粽(ちまき)/米粉(ビーフン)
熟成(デザート1)   紹興酒/キャラメル
酸辣甜(デザート2)  鳳梨(パイナップル)/九層塔(バジル)

アミューズは赤ピーマンをしぼったジュース(これが泡か)
皿の方はローリエを焦がした上に赤唐辛子を焼いたものが散っているがこれは飾り
真ん中に小さくある小麦粉焼きの上にきんかハムというのが乗る
大仰な割に味は響かない

茶箪笥のものは海老尽くし、足赤エビの春巻は少し重い、牡丹海老を大根薄切りで巻いたものはねっとり気味
ペイストは坊ちゃんかぼちゃが主体だが海老が混じるのでしょう、フライされているのは富山の白海老(大きい)

「新緑」あたりから味が伝わる、木の器に出てくるのがおもしろい
ヨモギのクレープは少し重いかも、下のペキンダックは小さくて感じにくい
甜麺醤にふきのとうを合わせたソースがよく、満願寺唐辛子に混じる揚げ湯葉のぱりぱり感がいい
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「草原」はアジのマリネ、胡椒がきいた和え物、ソースがおもしろい
アジは新鮮だが驚くほどではない、マットな皿がおもしろい、Arita Kamachiとある 有田焼きかぁ
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ハイライトは蒸し魚でしょう、五島列島のアコをザーサイスープで食べる
上に乗る芽葱、穂紫蘇、じゃがいも揚げが香りよい
なんといってもアコのころっとした身が硬さを保って柔らかい絶妙感が逸品
お皿がいい、これも有田とか 徳永栄二郎の徳幸窯産
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お肉もおもしろい、スペイン産子豚にからし菜とペコロス
ソースは乳酸発酵白菜の甘めソースと、甜麺醤主体の辛めのソース
お肉は良い感じ、それでも豚の硬さが残るが、皮の焼け具合がとてもよく、こんなおいしい皮ははじめて
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「伝統と起源」はお店定番の粽、これは大きいし中味も入って、油であげてこってりする
ビーフンはあっさり目、ここでお腹が大きくなるようで量はどれくらいにしましょうと聞かれた
お腹は魚あたりで大きくしてほしいところ(ここの前菜は量が少ないということ)

デザート1のプリンの紹興酒カラメルが素晴らしい
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デザート2は、緑のがバジル風味のパイナップル(台湾で人気らしい)、唐辛子入りのアイスクリーム、ヨーグルトの泡
下にマンゴーが入っていて、カレー器のようなものでマンゴーソースをかけてくれる
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後半の魚料理から感激の連続、お皿も凝っていてとてもいい
車を乗る用ができてノンアルコールビールだったがワインも豊富らしい
ただ前半の量が少ないので、カップリングワインはもてあましそう
水・お茶のサービスがないのが不満なところ、それとお店は地下鉄南森町からわかりにくいし、わりと遠い
帰りは梅田へ歩いたが、あまり距離が違わない

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