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2017年7月20日 (木)

池田かずお

「少女ロマンス」表紙の清楚な感覚がすばらしい
挿絵でも絵物語でも凜とした風貌の少女を描く
49年から「少年画報」で活躍していたが少女誌では
「少女ブック」に52年4月号「花びらの騎士」を描いてから54年くらいまでが美しい絵をみせる
その後は少し単調
1960年代になると、単行本の挿絵に移った

池田さんの活躍は少女雑誌だが、少年誌にも池田和夫名義の作品がいくつか見られる
たとえば「少年画報」1950年10月号本郷弓雄「怒涛万里を征くところ」
この激しい動きは少女誌の池田かずおさんらしからぬ描きだが、青年兵士たちのきりっとした風貌が同一人物だと思わせる
図像はヘドロが刀を振るう場面
これが高田修の単行本「海賊八幡船」一場面で使われている

池田さんはあくまで挿絵画家であり、絵物語作家のように瞳をおおげさに描いたりすることなく、リアルなサイズを保った

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