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2017年8月 9日 (水)

太平洋文庫

国会図書館(関西館)ではデジタルデータで貸本単行本を読み始めている
貸本大手の若木書房は納本がなかったのでほとんど所蔵がないが、太平洋文庫はかなり冊数がある
1950年代はじめはあまり見るべきものもないので、1954年~1956年あたりから読む
そこで気づいたのは、1950年代後半貸本単行本に見られる、スリルを感じさせる要素や母がからむことが多い悲しい物語がほとんどないこと
絵自体がほんわかしたものだからスリルや悲しみを現すには十分でないことが大きな原因だろう
冒険ものもリアルな絵をつける絵物語や小説類に主体があった
漫画作品の話題は、小説や物語、講談など戦前から人気があったものを使っている
作者自身の中から生まれてきた物語が描かれていないため、作品はおもしろみのないものが多くて残念

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