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2017年8月11日 (金)

益子かつみ「さいころコロ助」の開始時期

連載に関するデータは
「幼年ブック」1954年4月号新連載
1955年4月号、8月号、12月号付録
1956年4月号、7月号、●8月号、●9月号、●12月号付録
1957年●2月号、5月号、7月号、8月号、〇●11月号、12月号付録

1958年「幼年ブック」改題「日の丸」
1958年〇●2月号、◎6月号、9月号付録
12月号最終回

「少年ブック」1964年9月号再開連載、1965年3月号最終回
1964年●12月号付録
(●は国会デジタルデータで読んだ分、○は国際児童文学館所蔵、◎は道立図書館所蔵
 今回調べて64年12月号も所蔵があるとわかった)

国会図書館の蔵書検索では付録本が出てこない
国会には付録がないと思い込んでいたが、今回デジタルデータで検索すると付録本が数冊あった
さっそく出向いて閲覧すると確かに付録本で未知のものを5冊閲覧できたのが収穫
それでも1955年以前のものは付録本はもちろん本誌もほとんど所蔵がなく全容はわからないまま

現在、比較的手に入りやすい復刻は「筑摩少年漫画劇場」1970年発行の6巻目だろう
武内つなよし「赤胴鈴之助」、白土三平「死神剣士」との組み合わせ
「さいころコロ助」のページ数が80ページほどなので一回分の付録を収録したものだろうが
これもいつの掲載かわからない
確認しようと本を探すが見当たらず、どうも文学館で読んで、買わなかったらしい

今のところある資料だけで推測することに
なんといっても新連載の時期が問題
HPで1954年4月号としていたが、これは根拠がみつからない
1958年4月号扉に「連載55回」とある
これが確かだとすると、増刊号に掲載がないとしたら、1953年10月号が連載開始の号
「幼年ブック」はこの年の9月号が創刊で、これは文学館にあって確かめているので「コロ助」掲載がないとわかっている
創刊の次の号から連載が始まったのも考えられる
ちなみに増刊号は「幼年ブック」では1957年の夏に一度だけでている
この時には連載何回となる掲載はないと思われる(もしあっても特別バージョン)
1958年改題の「日の丸ブック」は正月・夏・冬と増刊を出しているが4月号までには正月号だけ
ここに連載があったとして、「コロ助」開始は1953年11月号となる

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コメント

「さいころコロ助」についての資料としては、『少年なつ漫王38号』(2012.3.20発行、アップルBOXクリエート)に、小野卓司氏が、――「さいころコロ助」のぼうけん――という題で、10Pにわたって、全容を紹介していますネ。

それによると、第一回目は、『幼年ブック』の1954年4月号。――初めは「現代劇」だった!そうで、時代劇になるのは、1955年8月号の別冊付録から。

別冊付録は、読み切りで、1954年10月号(なお、本誌にも掲載あり)、1955年4月号(「雷魚人の巻」)、1955年8月号、1956年3月号(「黒手組の巻」)。

最終回は、1958年12月号。(『日の丸』――『幼年ブック』改題)その後、『少年ブック』1964年9月号~1965年3月号まで、リバイバル掲載された、そうです。

「トランプ小僧」「将棋こまの助」「ピンポン小僧」「かめのこ たわしの助」「マージャン小僧」「黒コマ鉄心」などの、「にんぎょう」たちが活躍します。

詳しくは、『少年なつ漫王38号』を――。

お知らせありがとうございます
54年4月としていたのは、何かで知った開始時期で正しかったのですね
連載55回目というのがつじつまあわないけれど
「なつ漫王38号」は手元にないので、まんだらけに出かけた折に探してみます

リバイバル掲載については、デジタルデータで読めたので、8/20分の記事で紹介する予定です

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