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2020年5月 1日 (金)

昭和漫画館青虫 042 付録本 安田卓也「第四の世界」

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青虫に付録本はたくさんないが、目をひくものがあった
作品の少ない安田さんのこれも珍しい付録本
雑誌に描いているのは知っていたが、付録があるとはびっくり
55年「少年画報」7月号の100P読み切り付録

ダイナミック博士がタイムマシンを完成したというニュースが流れる
人々の前に博士を車で連れてきた助手ピーターの傍らではダイナミック博士が死体になっている
ここからピーターの回想が始まる
博士を乗せて運転しているとハンドルが動かず車は崖から転落する
幽霊が博士を引き取りに来るとトミーという四次元の男が現れ止めるが博士は連れ去られる
トミーに案内されてピーターは四次元の世界を見る
東京の日比谷公園には四次元世界の科学省が建っているではないか
タイムマシンを使うと四次元世界に入るだろうから、博士を止めたというトミーは
タイムマシンを使わないなら博士を取り返すと申し出る

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幽霊が再びやってきてピーターも連れてゆこうとするのでタイムマシンに乗って逃げる
着いた一万年後の世界は砂漠で水人間ばかり、一瞬にものを送ることができるドアなども作られていた
続いて一億年後へ行くと寂れていて、カメの甲羅にとげがある怪物がいる
逃げ出してあわてて着いた紀元前では恐竜が襲ってくる
この世界に戻って幽霊を投げ飛ばして、みんなの前にやってきたのだとピーターがしゃべり終わる
人々は奇想天外な話に、証拠はあるのかと問い返すと、なんと博士が生き返る
博士はあくまでタイムマシンの実験を続けるというので、トミーが現れ機械ごと四次元の世界へ連れ去ってしまう

55年時点で、完成した絵柄を持つ安田さん、ストーリーも傑出したでき
この後、三年間の療養に入ってストーリー漫画からしりぞいてしまうのが惜しまれる

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