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2020年5月 8日 (金)

昭和漫画館青虫 047 遠藤まさお

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13年は夏に北海道立図書館を訪れている
その時、遠藤さんの「月夜の浜千鳥」を読んで深く感動した
55年はユーモラスな作風だったのが56年後半から少女もので飛び抜けた
青虫で57年の「乙女詩集」を見つけて手に取る

A組の仲良しグループ、級長の雪村はるみはパパが実業家でママが社交界の花形と恵まれているが
父は戦争のどさくさで母と双子の片割れをそれぞれ持って離ればなれとなった
母はその後、銃弾を受け、娘を松子という婦人に預け、自身は記憶をなくしてしまった
なんと先生になって、今ははるみの学校へ赴任している
松子が日本へ戻って一人育てたのが、はるみの級友妙子

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運命のいたずらが次第に読者に明らかになるが
父謙三は、松子から事実を知るが、先生には秘密にしようとすべてを自身のうちに納めておく覚悟をする
父の苦悩を最後に持ってくるあたり、なかなかの名作です

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